論師直下情報部


論師直下情報部

彼らの殆どは預言によって被害を受けたもの、または預言に死ぬと詠まれた人間を助け上げたあと別人に仕立て上げて小隊に所属させている。
それぞれ特色があり、論師の指示により皆動いているがシンクが代打で指示を出すことも多々ある。

各小隊内から更に班で分けられていて、論師から小隊長へ通達、小隊長から各班長に通達、という形をとっている。
神託の盾の中でも特殊な形態をとっていることで有名。


第一小隊
アリエッタが隊長を務める外部探索部隊。
魔物を率いてフィールドの探索と、鳩よりも早く確実な情報伝達を受け持つ。
一人一人が複数の魔物を率いるため、少人数でも広範囲をカバーできる。

第二小隊
フローリアンが仮所属をしている痕跡探索部隊。小隊長が親父気質で涙もろい。
人が残した痕跡を徹底的に洗い出すことをメインにした部隊で、盗賊が根城にしていた遺跡から街中にあるテロリストのアジトの探索・分析などその仕事は多岐に渡る。日本でいういわゆる鑑識に近い小隊。
対人に対して情報収集を行うことは少なく、またフィールドにある遺跡の探索などもすることもあるので戦闘能力は必須。

第三小隊
アッシュが所属している特攻部隊。小隊長は義理堅く熱い男だが礼儀作法が苦手。
情報を搾り取るため盗賊の討伐や、拠点として使えそうな場所の露払いなど攻撃をメインとした部隊。
守護役部隊と連携を取って護衛となる場合もある。
連帯感が強い部隊でもあるため、剣の腕を生かしコミュニケーション能力を養わせるようにとアッシュもコチラに入れられた。

第四小隊
各地において長期の潜伏任務を請け負う部隊。小隊長は影が薄くたまに見つけてもらえない可哀想な男。
ダアト内部のみならずグランコクマやケセドニア、バチカルなど様々な場所に潜伏している。
あえて情報を流す時なども彼らが主力となり、定期的に情報を届けている縁の下の力持ち。

第五小隊
対人においての情報収集に特化した部隊。小隊長は頭が切れる残念なイケメン。
第二小隊とは真逆に対人能力が求められ、戦闘能力はさほど必要が無いがやはり殆どのメンバーが戦える。
ハニートラップなどを使用する美人も多く所属し、綺麗な花には棘があるを地で行く人間も多い。
一番女性が多く、また裏表が激しい人間が多く所属する部隊とも言える。
アニスはここで鍛えられた。

第六小隊
各正体が集めた情報を処理する小隊。文字オタクな変人が小隊長を勤める。
いわば頭脳に近い取りまとめ役の集まり。
大量の情報をうまく裁いてシンクや論師に伝えるのが仕事。
各部隊の連携補佐も務める。

第七小隊
拷問、暗殺、死を詠まれた人間の救出などを行う汚れ仕事を一手に引き受けた小隊。
ココに所属している人間は全員死の預言によって教団に見捨てられた者達であり、表向きは小隊自体存在しないことになっている。
教団を憎んでいるものも多く、ほぼ全員が命を救われる原因となった論師に忠誠を誓っている。

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