あとがき



 あとがき

 これにて完結しました。
 リセットマラソン。いったんここで終了です。

 いやあ何年越しの完結でしょうか。
 途中投げ出したのは私ですが、まさか完結させられると思ってませんでした。
 きちんと終えられましたねえ。途中プロットから逸脱しましたが、着地地点は何とか想定通りです。

 リセマラはテンポ重視で書いていたので、書いてる方も楽しかったです。
 ただ夢主のモカちゃんが興味がないことはとことん興味がないので、最後のあたりでパーティメンバーの行方を追えなかったのがちょっと心残りでしょうか。
 ティアとかね、結構酷い扱いされてるんですけど興味持ってくれませんでした。目の前のレプリカンズの手綱握るので精いっぱいだったみたいです。
 他の六神将も彼女の見えないところで捕まってますし、いろいろ世界は動いてました。ただ彼女の視線で追いきれなかっただけです。

 ただ途中ラルの相性がラルゴと被ると気付いても、ラルゴと遭遇しないので何とかなりました。
 出会っていたらかなりややこしかったと思われる。

 妊娠エンドにしたのは私の好みです。やることやりゃそりゃできる。
 あとこの後ちょっと書きたい話があるのでそっちの布石も兼ねてます。
 それはまた機会があれば。

 それ以外にも世界をめぐる三人の話とか書きたいですね。
 ルークの元を訪れる話とか、ケセドニアでイオンと再会する話とか、グランコクマでアニスと面会する話とか。バチカルで誤解したままのアッシュに腹筋鍛えられる話とか。
 シェリダンでガイとナタリアと遭遇する話とか、ユリアシティでティアの処遇を耳にする話とか、チーグルの森でアリエッタと出会う話とか。
 ぼんやりとしか考えてないのでまた筆の赴くままに書くことがあれば。

 もし書き上がりましたら読んでやってください。
 それでは、お粗末さまでした!


2025.08.21


 以下、各キャラのどうでもいい話
 重めの隠し設定とかもあるのでご注意


 ■トモカ
 デフォルト名:智花トモカ
 相性はモカ。

 本作ヒロイン。紙闘術師。あるいはモンク。
 身長は148pくらい。どちらかといえばスピードファイターですが、フォンスロットを無理矢理開かれたせいで筋力強化の加減が絶望的に下手糞なため馬鹿力でもある。
 作者の趣味で小柄な女の子をヒロインにしがちですが、彼女の場合はガチで幼い頃の栄養失調による小柄設定です。
 基本的に敬語なのは作中の説明通り。精神年齢は前世含め高めなので作中でも殆ど安定していました。

 日本の常識を持ちつつオールドラントの常識も持っているので常識人に見えて実は極度のマイペース。座右の銘は「なんとかなる」とか多分その辺。
 自分の良識に従って動きますが、そのせいでヴァンに睨まれることになるのは流石に本人も想定外だった。
 でもヴァンからすれば計画遂行の手足を捥いで使役し邪魔してくるとても厄介な子供です。そりゃ恨まれるわ。

 もうちょっと周囲に無関心になれたら違ったかもしれませんが、手を差し伸べられるなら差し伸べようという日本人らしい考えと、大人としての良識と打算がラルを見捨てることを良しとしませんでした。
 ラルのことは完全に親子愛。手を差し伸べた人間の義務として独立するまで見守るつもり。シンクと同じ顔でも恋愛のれの字もない。イオンも以下略。別人だからね。
 オリバーとパメラのことは死ぬまで嫌いです。逆に本編後のアニスとはそこそこの関係を築くのではないでしょうか。

 シンクからは逃げられないと諦めつつも嫌いではないのです。むしろ好き。
 でも素直に言うのは癪なので普段はそっけないです。二人きりの時だけちょっと甘い感じ。
 本気で嫌なら逃げ出せるだけのポテンシャルはあります。でも逃げ出さない。それが答え。
 ただシンクにそれを見透かされているのもちょっと悔しい。つまり一種のツンデレ。
 実はアニスが物心つく前に死んでしまった姉に憑依した元日本人という裏設定がありました。


 ■シンク
 エンドレスループの果てにはっちゃけた元参謀総長。
 拙作の中では珍しく精神年齢も高めで安定しているため、他の作品では絶対に必要な情緒を育てるという過程が必要ありませんでした。
 ただ被験者嫌いは治ってないどころか悪化してるので、自分の気持ちに気付くのに時間がかかりました。
 気付いてからは押して押して押しまくります。嫌なら君なら逃げられるでしょ、と確信しているので。でもたまに押し返されるとビビる。

 リセマラは珍しくヒロインが(肉体的に)育てられる側なので、ヒロインのことをきちんと把握しているシンクは遠慮しません。
 言い換えるなら拒絶されないラインを見極めたシンクなりの甘えでもあります。

 ヒロインはどこかのループでヒモかツバメでもやってたんじゃないかと思ってますが、実際はレプリカ計画のために金が必要なヴァンの指示で導師の顔を持ってる子供として金持ちに差し出されていた回が何回かあった……という裏設定もありました。被験者嫌いが加速している理由がここにも。
 ラルのことはシンプルに嫌い。レプリカである自分のレプリカといういびつな存在に嫌悪しかない。
 ヒロインに懐いている理由が恋愛ではなく親子愛だと解っていてもムカつきます。一滴の同情と精神年齢の高さからくる余裕があるから殺さないだけ。
 本編後はきちんと結婚まで持ち込みました。がっつり自分に縛り付けます。
 逃げられる時間は与えたのに逃げなかったのが答えだとシンクは言います。だからそれ愛の告白じゃなくて犯罪予告なんですよ。

 今回のことで原因も解り、もうループはしないだろうと思ってはいますが、もし次があったとしてもまたヒロインを探します。
 居なかった場合はわざと原作通りに進んでローレライに接触して、助けてほしければ自分の妻を返せとローレライを脅すことでしょう。
 何が何でもヒロインを自分に縛り付けたいのは、いずれヒロインを置いてまた一人で新しい時間に行かねばならないことを恐れているからかもしれませんね。



 ■ミストラル
 シンクが離脱したせいで作られた新しいレプリカ。
 ヒロインは八番目だと思ってますが、実際はシンクのように身体能力に特化した子を作るためにもっと作られてます。その中から選ばれた子。多分十三番目くらいじゃないかな。知らんけど。
 シンクと同じように譜術関係が劣化してるので身体に譜陣が刻まれてます。
 シンク以上にキツい訓練と完璧な前の自分と同じにならねばならないという圧力から物凄く情緒不安定でした。シンクが安定している分こっちがやばかった。

 とにかくヴァンがまだ自我が不安定な頃から肉体的に追い込み精神的に支配してきたので、能力に反して精神年齢が低すぎる。
 そのため団員たちに慕われていたことにすら気付けず、初めてシンクと自分を分けて考えてくれたヒロインにひよこのように懐きました。
 しかしヴァンからすればシンクに続いて同じポジションに居るラルのことを懐柔されるのは腹立たしいことこの上ないので、アクゼリュス前の厳しい折檻と再洗脳に繋がります。
 多分チョメチョメなこともされたし、夜のお仕事もさせられた。

 その扱いから被験者への憎しみもありますが、預言よりもシンクが嫌い。自分が生み出された原因はシンクで、自分が苦しい思いをするのもシンクのせいだと思ってます。
 シンクが逆行していることを知って自分との差の原因を理解しますが納得はしません。それどころか代わりにすらなれない僕の存在意義って何? と自我崩壊しかけたところでヒロインに帰るよって言われて、自分の帰るところはヒロインのところだと認識します。新しい刷り込みです。
 ヒロインの意図したことではありませんが、肉体的に散々追い詰められ精神的にボロッボロになったところで新しい認識を植え付けるのはヴァンの使っていた洗脳の手口です。
 ヴァンはわざとでヒロインは成り行き。でもやってることは一緒。

 ヒロインは完全にお母さんポジション。ヒロインもそう振舞うので遠慮なく甘えます。
 多分これから時間をかけて世界を広げていくのでしょう。
 ただ独占欲を自覚したらわかりません。
 地殻で無理心中仕掛けても帰る場所になってくれたことに安堵しているため感情がそこでストップしてますが、やっぱりシンクが嫌いなのでシンクから奪ってやろうと思ってしまえば泥沼に発展します。
 そして私はそんな泥沼が大好きなので、そういう裏夢欲しいです。ください。シンクとの複数プレイでも可。


 ■イオン
 ダメダメ導師でしたが、叱られてからは目に見えて成長しました。
 ヒロインが察していた通り、実は叱られたのは初めてでした。駄目出しされたり貶されることはあっても、何が駄目で改善するにはどうしたら良いかまで教えられたのは初めてだったんです。
 それでヒロインの居ないところでアニスと一緒に頑張ろうねって約束したことで後半の成長に繋がります。

 ヒロインがアニスの実姉だと察していたので、自分もお姉ちゃんって呼べたらなあとこっそり思ってました。
 最後に呼べました。満足です。もうこれから叱ってくれるお姉ちゃんも支えてくれるアニスも居ませんが、詠師達に支えられながら導師として頑張るんじゃないでしょうか。
 ラルとシンクとも仲良くなりたかったんですけど、二人から嫌われているのは解っているのでそこは諦めてます。
 でもたまに会えるとすごく喜びます。喜びすぎて二人がたじたじになればいい。


 ■アニス
 ダメダメ守護役でしたが、叱られてからイオンと一緒に頑張ろうねって約束して成長しました。
 お姉ちゃんに認められたかったんです。アニスにとってお姉ちゃんは自分を守ってくれる人で、自分に寄り添ってくれる同じ境遇の人間で、自分より大きい人でした。
 パパとママが駄目駄目でもお姉ちゃんが居れば大丈夫。そう思ってたのに連絡が取れなくなったことで裏切られたと思ったことでしょう。
 ただ両親のことを嫌っていたのも知っていたので、見捨てられたんだなと怒りよりも諦観を覚えます。モースの手を取った直後だったことも大きいです。
 あたしが悪い子だってお姉ちゃんにバレたんだ。だから両親と一緒に見捨てられちゃったんだ、と。

 でも再会後に叱られたことで、イオンと話して両親は嫌われていても自分は嫌われている訳ではないのでは? と思い至り、奮起。
 お姉ちゃんに追い付きたい。あんなに大きかったお姉ちゃんは、もう自分より小さくなった。身体はあたしの方が大きいのに、でもお姉ちゃんはあたしより大きいままだ。
 そう思って奮起したアニスは導師を守り抜きました。実はアニスを助けに入るシーンは書きたかったところの一つでした。
 仕事をやり切って褒められたことでアニスは心底安堵してます。お姉ちゃんが居れば大丈夫。アニスにとってお姉ちゃんはいつまでも強くて守ってくれるかっこいいお姉ちゃんなのです。

 本編後は多分本人が思っていたよりも早く出所できます。
 両親が大変な目に合っていると想像がつきながらもダアトには帰らず、グランコクマで暮らします。
 離れていたことで自分の存在が両親を駄目にしていたのだと気付けたからです。洗脳って離れてるとある程度緩和されるそうですね。
 いずれ子供連れたヒロインと再会して甥っ子だか姪っ子だかを猫かわいがりすればいいと思います。


 ■ルーク
 長髪ルーク七割、短髪ルーク三割くらいの比率で落ち着きました。
 マルクトで元気に暮らしてます。お勉強しつつ結構自由も与えられてます。
 この後マルクトのお嬢さんと縁付きます。ルークがマルクトで保護されたのは二か国の融和の意味合いもあるので。
 いずれそのことにも気づきますが、その時には穏やかに暮らしてるんじゃないでしょうか。
 シンクとヒロインにはずっと恩を感じてるので、グランコクマに来るたびに歓迎してくれると思います。
 ヒロインが置いてったライガは弟分みたいなもの。放置も出来ず、ずっと面倒見続けたので名前もルークがつけました。
 ガイとナタリアのことはずっと誤解したままでしょう。


 ■アッシュ
 本作不遇枠。出会う度にシンクにボコボコにされてルークに屑がっとか言う暇もありませんでした。
 その内白光騎士団にとっつかまり、家に連れ戻され、ナタリアの裏切りを教えられ、愛しい人の幸せを願いながら国に尽くして生きていきます。
 多分こっちはマルクトの貴族と縁付いた後に真実を知らされますが、その時には既に教育が行き届いているので、探して妻に迎えようとは思わないでしょう。

 シンクとヒロイン達がバチカルに来た時は積極的に屋敷に招きます。
 世界の動向を聞いたり、ルークが元気にしていたか尋ねたり、腹の膨れたヒロインを見て妊婦が船旅すな!と怒ったりしてます多分。
 本編後も被験者として家に縛り付けられ、大人の思惑に振り回され続けるので、多分そういう意味でも本作一番の不遇枠です。



 ■ガイ、ナタリア、ティア
 一応生きてます。

 ガイは御家再興を目指しましたがマルクトに入国拒否されて断念。
 ルークのことを考えながらなんとか謝れないか悩み続けますが、その機会は二度と訪れません。

 ナタリアは愛の逃避行の噂を聞いて違うのです!と一人さめざめと泣く日々を送るでしょう。
 いつかアッシュが誤解を解いて迎えに来てくれると夢見て一生を終えるのではないでしょうか。

 ティアは障気障害を患って先が長くないことからユリアシティで余生を送ることを許されました。
 兄が討伐されたと聞いて抜け殻になりますが、その後シンクとヒロインを憎むことになります。



 ■ラルゴ、リグレット、ディスト
 一応生きてます。
 全員捕縛されてます。


 ■アリエッタ
 逃亡中。イオンがレプリカだと風のうわさで聞いて混乱。
 多分その内ルークのところに現れます。


 ■ヴァン
 死ぬことは許されませんでした。
 ユリアの子孫も残さなきゃいけないからね。仕方ないね。
 生き地獄。一生シンクとヒロインを憎みます。妹といっしょ!


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