テッセラクト -Tesseract-
128年前に、秩序である《時間》がバラバラになった世界。時間という概念は存在しているため、時は進んでいるが、時間が本来の順序を守ることなく好き勝手に動く状態。朝がきたかと思えばすぐに夜になり、夏だと思えば冬がきて、快晴の直後に雨が降る。
時間以外の《生》という秩序に強く支配されている生体には直接的な影響が少なく、大人が子供に戻ったり死人が生き返ったりすることはない。
反面、無機物は影響されやすく、壊れたものが一時的に元に戻るなどの現象は多く見られる。しかし、未来が変わるわけではないため、一度壊れたものは必ず再び壊れる。
時間が秩序の塊だったせいか、現状は数ヶ月程度の変動しか起こらないが、被害は徐々に酷くなっている。
また、飛散した時の欠片《タイム･セル》の影響で、あらゆる場所で時間に関係した不可思議な現象が起こっている。
秩序ある時間の流れが崩れてしまったことで、人々の生活も不規則になりつつある。
† 国家 シュレーフリ
当世界観において主な舞台となる国。
（※詳細はシュレーフリの項目を参照。）
† ヤポネティカ
独自の文化が発展した島国。
昔はシュレーフリとも船による交易や人の往来があったが、現在は時間の乱れの影響を懸念して長い航海を行う機会が減っており、交流はほとんどない。
シュレーフリにはヤポネティカからの移民の血を引く人々が多く暮らす町がいくつか存在している。