Crack Clock - NPC
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Zero・Euclid

名前:ゼロ・ユークリッド

性別:男

年齢:??歳

身長:???cm

役職:計時機関 創設者

口調
一人称:私
二人称:キミ

「私の尻尾で遊んでいないで、自分の仕事をしたまえ。こう見えて、私にもやることがあるのだから」
「……キミが気にすることはない。私が若かった頃の思い出話だ」
「いつか必ず、正しく時間の戻る日が来ると。信じていなければ、こんな姿になってまで足掻いたりはしないだろう?」


▽ 立場


計時機関の創設者であり、実質的な頂点。
組織の決定事項のほとんどに関与しており、設立から現在に至るまで、常に計時機関の中心に存在する人物。
過去の諸事情により容貌が完全に猫であるため、本人は外部との接触は一切持たない。公式の記録では既に亡くなったことになっている。


▽ 性格


外見は愛くるしい黒猫だが、中身は人生経験も豊富な老紳士。女性に優しく、可能な限り誠実であり、常に冷静な態度を崩さない。
生きている年数からすれば既に老年期を迎えているが、年齢が外見に出ないせいか精神的に若く、言動は壮年の男性といったところ。
ただし、見た目が猫なので威厳というものは伝わり難く、職員たちに愛でられ撫でられ遊ばれることも多い。
入れ替わりの少なくない計時機関職員の顔と名前をきちんと把握しており、仕事の合間を縫ってはコミュニケーションをとるように心掛けている。猫という容姿が口を軽くするのか、職員たちの相談事にも対応する。


▽ 過去/秘密


《人語を解する猫》という怪奇な出で立ちから、計時機関の者であれば知っていることではあるが、その身は人間ではない。猫の身体を器とした、ヒューマンセルのような存在である。
元は普通の人間であり、時の飛散した直後の混乱期に活躍した時計屋。
『宿主を侵食しない』とされているはずの時計屋の能力源であるタイム・セルに侵され、本来であれば意識ごとタイム・セルに乗っ取られるはずが《ゼロ・ユークリッド》としての自我を保ったまま同化した。後にタイム・セルそのものとなり、黒猫を侵食して現在に至る。
なお、時計屋たちの不安を煽ることを懸念して、この経緯については真相を伏せた説明がなされている。事実は一部の者のみにしか開示されていない。

時計屋を《世界に秩序を戻すためだけの手段》として扱うこと、真実を伝えることなく隠蔽することに対しては、仕方がないことだと割り切った考えを持つ。
多数の人々が平穏に暮らすことのできる世界が戻ってくるのなら、少数の犠牲は仕方のないことであり、限りなく最良の道。ユークリッド自身も既にタイム・セルそのものと化しているため、タイム・セルが完全に回収された暁には、時計屋と同じ道をたどる運命である。

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