Curtis･Gray
名前：カーティス･グレイ性別：男
外見年齢：20代半ば
身長：178cm
役職：ラットピニオン 副リーダー
口調
一人称：俺
二人称：お前
「この隠れ家もここいらが潮時か……今回は保った方だな」
「放っておけ、ここから離れることを優先しろ。作動機構も無能じゃない。重傷者が死ぬ前に回収するだろ」
「馬鹿みたいに綺麗な理想を掲げ続ける人間だって、一人くらいは必要だ。だから、アデライード。お前は手を汚すべきじゃない」
▽ 立場
計時機関に反発する組織《ラットピニオン》の副リーダー。
現在は計時機関作動機構に捕らわれているリーダー・アデライードの代わりに組織をまとめつつ、彼女の奪還を目指している。
▽ 性格
冷静沈着であり、情よりも道理を重視する傾向がある。
自分たちを害する相手であろうと決して殺さないというアデライードの理念には、手放しで賛同することは出来ていない。全てを守りきれるほど、自分たちが強くないことを理解している。
しかし、アデライードの甘すぎる考えも行動指針の理想として必要なものだと感じており、基本的には尊重している。
▽ 過去
計時機関が創設された初期に計時機関へ入った、元･時計屋。
組織が創設されて以来、ほぼ同じ年数を変わらぬ姿で生き続けている。
『宿主を侵食しない』とされているはずの時計屋の能力源であるタイム･セルに侵され、本来であれば意識ごとタイム･セルに乗っ取られるはずが、自我を保ったまま同化した。いわゆる、セミ･ドール。
アデライードが計時機関から離反した際に、共に離反した時計屋の一人。
計時機関が行政組織であり全ての記録が書面として残されるため、《カーティス･グレイ》の名前は計時機関本部に保管されている古い時計屋の名簿に見ることができる。
記録では死亡したことになっており、離反した事実は隠蔽されている。