Sadie
名前：セイディ性別：女
外見年齢：10代後半
身長：158cm
役職：時の鍵
能力：時間を《崩壊》させる能力
口調
一人称：わたし
二人称：あなた
「迷子ではないの。わたしは、どこにも行かないから」
「ちがうのよ。それはちがうと、ギードが言っていたもの」
「おねがい、どうか、泣かないで」
▽ 立場
計時機関に対立する集団《文字盤》に所属し、時間そのものである《タイム･セル》の鍵を握る存在。
基本的にギードと行動を共にしており、別行動をすることは稀。
▽ 性格
自我が希薄で、感情表現も表情も乏しい。自分の意思というものがないと言っても過言ではなく、言動のほとんどが誰かの真似をした表面上のものでしかない。
何も考えていないため極度の方向音痴であり、一本道ですら迷子になれる。常にぼーっとしており、周りを見ていない。
▽ 能力
保持している『時間を崩壊させる能力』は、同族である《タイム･セル》を消し去る危険性すら孕んだ能力。
唯一、この能力を無効化できる存在がギードであり、他のヒューマンセルに対して有用な能力を持たない彼が、文字盤を統括する立場で在り続ける最大の要因である。
能力が安定していないため無意識に発動させてしまうことがあり、セイディが崩壊させる時間をギードが片っ端から再構築することで対処されている。
▽ 過去
田舎町の少女の身体を侵食し、ヒューマンセルとなるも、何もわからないままぼんやり其処に在り続けた。
周りに気味悪がられ、敬遠され、町外れにひっそりと存在していたところをギードに見つけ出されて現在に至る。
鍵を握る存在であるがゆえに、過去に何度か他のヒューマンセルに誘拐されたこともあるが、そのほとんどが最終的にセイディを扱いきれず、反対に吸収されている。