※成り代わり注意
※タイトル通りエリナ成り代わりが転生して承りの妹になって、何故がみんな死なずにDIOまでもが生きててそのDIOと話すだけ話なので注意
母の病気(?)が治って何日かして二つ上の兄である承太郎兄さん達が海外から帰って来た、黄色い男をつれて。ぽかんとしてその男を見ていると承太郎兄さんが苦い顔をして私をその男に紹介している、だがその言葉すら黄色い男…私の知る限り合っているならばディオ…の耳に入っていないようだった、パチリパチリとまばたきを繰り返すたびに視線が絡み合うからムズムズする。口元が緩みどちらともなく笑いだした、彼と私は一歩一歩と互いに近づきまた笑った。
「あははっ!やだっ、あなた生きてたの?」
「ふはははっ貴様こそなんだそのちんくしゃな小娘は!」
「失礼ね、とっても若いでしょ?ジョナサンは元気?」
「目が悪いのか?」
「あらやだ、頭が離れたらいいのに」
「貴様が結局は生かした癖に?」
「そうするべきだったわ」
緩んだ顔は変わらず二人で話す、ここにジョナサンはいるけどいない、それなのにこの黄色いディオとおかしなことも話せている。ここまで関わりはなかったしここまでなかよくなかったはずなのに、月日とは人をおかしくさせるようで笑いが止まらなかった。彼も同じようで喉からの笑いが消えていない。
「ディオ」
「悪いが今はDIOだ」
「DIO?発音と表記の問題かしら?」
「貴様はエリナ?」
「AAAよ、空条AAA」
「イラつかせる目は変わらずとも貴様は変わったか」
ディオことDIOは小さく笑ってから少しして首を傾げた、こてんとするところがジョナサンみたいでくすりと笑ってしまう。そんなことをしていると我にかえった承太郎兄さんがDIOの手をつかみギロリと睨みつけた、意味が分からなくて今度は私が首を傾げる番のようだ。
「DIO、妹になにをした」
「なにもしていないが?…ああ、そうか…このDIOとエリナ、ではなくAAAが知り合いだとは思っても見なかったのだろう?」
そりゃそうだ。私だって「エリナ」として生き安らかに死んだら次は赤ん坊だなんて誰が信じただろうか、曾孫であったホリィの腹から産まれ、2つ違いの兄が居て、孫のジョセフがおじいちゃんになり…随分と混乱した。日本にいることも、時代が違うことも、ここには「エリナ」を知っていてもそんな死人の話が出ないことも、わかっていながらに混乱した。私がこうなったならジョナサンも居るんじゃないかと探したがやっぱり彼はいなかった、海底にディオと眠っていると諦めた。
物思いにふけっていると承太郎兄さんと(半ば無理矢理)話を終わらせたDIOは口を開く。
「…スタンドは見えないのか?」
「スタンド?………DIOはなんの話がしたいの?」
「……」
「やめろDIO、AAAは知らないし見えてない」
「…え?…承太郎兄さん?」
「…」
なんだ、なんなんだこの私が悪いみたいな空気は。承太郎兄さんは目を細めたかと思うとすぐに私の腕をひっつかんだ、出て行く前よりなんだか頼もしい気がする。
「AAA、後で色々聞きたいことがある」
このあとごちゃごちゃと説明してジョセフに再会の包容をされるのは随分時間がたってからだった。
エリナ成り代わり→承太郎妹に転生
父じゃなくてホリィに似た、なんていうかエリナそのままなのに日本の荒波にもまれてちょっと性格は変わった。気がしないでもない。DIOとは仲悪くないけど良くもない、2人してジョナサン好き好き大好き状態。基本二人ならテンションおかしい。
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