※成り代わり注意
※タイトル通りエリナ成り代わりが転生して承りの妹になって、何故がみんな死なずにDIOまでもが生きてるので注意
※「エリナ成り代わりが転生して承りの妹になってDIOと再会」後のはなし



AAA…否、エリナは喜んでいた。私がこの時代にできなかったことが同じ時代に生きていた人がいるだけでできてしまう、DIOが目の前でふふふと笑った。

「楽しそうだなAAAよ」
「…だって美味しいんですもの、何年ぶりかしら」
「3人で茶会などしなかったから変な気分だ」

DIOは一瞬顔をしかめてから紅茶をグイッとひと飲みしてしまった。お茶会をやりたいと言い出したのは私だ、この時代にある素敵な道具やお茶っ葉はまだ高校生にもなっていない私には高すぎて手が出なかったし、集めきれてなかった。ひとりでやるなんてなんだか虚しくて…寂しくて泣いた、ジョナサンが居なくて昔はよく泣いたのを思い出して独りのお茶会はまた泣いた。でも、今じゃ、やりたいと言えばDIOが喉の奥で笑い兄と言い争いをしながら何日かかけて一緒に準備するようになり、お茶会を楽しむまでになってしまった。なんだかへんな気分だこと。

「DIOはスコーン食べないの?どれがいい」
「甘いものは好かない」
「バターとジャムをやめて他のを考えましょうか」
「結局、お前の好きなチョコやメイプルやらになるんだろう。ならばバターでいい」
「はーい」

一口サイズのスコーンに少なめに砂糖入りのバターをのせてあげれば、あ、と口をあけられる、鋭い犬歯がきらりと光るからビクリと肩が揺れた、別に怯えたわけじゃないのに…本能的なものなのだろうか。DIOが知ったようにふんっと鼻で笑って、艶やかな唇で指ごと食べてしまった。ぬるりとした舌がバターを舐めとるのがわかる

「ジョナサンに殴られるわよ」
「なら口移しでもジョナサンにしてやれ」
「あらやだ」

まばたきをした後なぜか承太郎兄さんが目の前にいてふへとかいう声が出てしまった、なぜだかDIOがいない。

「大丈夫か、AAA」
「…え、うん…え?DIOは?」
「…………気にするな」

いや、なんなのその沈黙は。すぱんっと障子が勢いよく開いてDIOの無駄ァというパンチが承太郎兄さんのオラァという蹴りによってふさがれるのは少ししてからである。


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