下品な思考だと、わたし自身思う。
「はい、AAAお姉ちゃん」
「ありがとう」
白いソフトクリームが私に渡され、童帝くんにはピンク色したソフトクリームが握られている。彼の小さな口に消えていくピンクのソフトクリームを卑猥なものに例えながら眺め、少し笑った。
気づかない彼はキョトンとこちらを向いたらすぐに子供っぽい笑顔のまま口をあける、一口も食べていないソフトクリームを口に近づければぱくんと可愛らしく食べられてしまう。
まあ、いいのだ。そんなものあげてしまえ。口横についた白い液はやはり卑猥で喉がなる。
「おいしい?」
「とっても!」
「そう、良かった」
おいしかったならなによりという風に頭を撫でれば、また可愛らしい愛らしい笑みがふわりと浮かぶ。
ああ、ぐちゃぐちゃにされちまえ、その愛らしい顔が白い何かで汚されてしまえ。
汚されて、喜べ。ちゅうと吸い付いて、酷使され、べったりと、白い、ピンクで、全てを受け入れるような、嗚呼、なんて卑猥な。卑猥で屈辱的な、なんて可愛らしいんだろう。
デロデロに溶けはじめようとした白いソフトクリームを舐めながらこちらを伺う姿なんて、策士ではないかと、本当に。
次はソフトクリームじゃなくて、ピンクの長い飴でも舐めて貰おうか。その、赤い舌がちろっと覗くだけでも、嗚呼、美しいことこの上ない。あかい舌が飴に含まれた着色料で増して赤く色づくのは、花のように美しいだろう。
ぼうと、していたからか彼がくいと私の服を引っ張った。右下に視線を下げればあの可愛らしい顔が見える。
「ボク、お姉ちゃん大好きだよ」
「私もよ」
その顔にソフトクリームみたいなのをぶっかけていいなら、もっとすきよ。なんてね、言わないけど。


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