※「クズ姉は虚無」となんとなく繋がってる設定。
「あら、ディオ」
姉であるAAAは100年たった今でもやはり私…この状態では昔を思い出して僕とでも言おうか…の上に立つ人間である、嗚呼違った、吸血鬼である。
ジョジョ…ジョナサン…を首だけで殺す前、俺は欲がはたらいて姉をもこちら側に引きずり込んだ、彼女の家族を殺し彼女に自分の血を入れ縛り付け地下に沈めておく、そして私が起きた時につれてきた。重い扉のついた無機質な部屋に閉じ込められた彼女は今や自由を失っている、椅子にジョジョのスタンド…たぶん茨だろう…で足を縛り付けられた彼女はスタンドが見えないのだろう、いつも足元を見ては首を傾げていた。たまに今も。
「今日は何の用かしら」
「なにも」
「あら、その割には目が揺れておいでですわよ」
「…」
蔑むような区別するような汚い物を見るような目、クスクスと笑いながら彼女は足を組み替えた、さらりと髪がゆれて白い肌が晒されるが色気を放つそこに噛みつきたいとは思わない。逆に吐き気さえも感じそうだ。
「罵られに来たの?」
「まさか」
「でも、ディオの望んだ通りなんて行くわけ無いじゃない。それしか私は口にださないのに、ここに来るの?」
首を小さく傾げる仕草がわざとらしい。
「そんな口聞けるのも今のうちだ」
「天国だったかしら?」
「そうだが?」
「ディオはアタマが良かったと記憶してたんだけど…寝てる間に細胞組織、死んじゃったのかしらぁ?」
「細胞が死んでるのはお前じゃないのか?AAA姉さん」
「酷いな……まぁ…お前なんかが、天国になんか行けるわけないけどね」
スパンと彼女の頭と胴が離れた、いや、私が彼女のそれらを切り離した、吸血鬼だから死ぬことはないようだが彼女は少しだけ目を丸くしてからすぐに口元に笑みを浮かべる。ゴロゴロと足元に転がった首と、椅子の上に綺麗に座ったまま微動だにしなかった胴。自分自身のカンにさわってしまったようでいつの間にか彼女に攻撃をしてしまっていたようだ。手についた血が昔見た汚水に見えてすぐにぬぐい取った。
「お前なんか普通に死ぬだけよ」
ぐしゃりと笑った姉の顔を踏み潰す。彼女の吸血鬼の力を持った再生まであと43分20秒
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