まさかの休日の昼飯が、彼らとかぶった。両親は仕事で忙しく「お昼は任せた!」と言われ、お昼には多めのお小遣いをいただいた。料理をするのも面倒だからと適当なラーメン屋に入ったらテーブル席に固まっていた彼ら。私が「あ」っと声を出す前に顔を輝かせたタケミチ君が名前を呼んだため、店員さんにそちらに誘導されてしまう。違うんです、とかなんとか言いたかったが面倒になって席につく。これなら家の冷凍チャーハンでも食べてりゃよかった。かもしれない。
「よく来るの?」
「そんなには、行かないかな?いや、手軽だから面倒なときはラーメンかうどんだけど」
「駅前のうどん屋美味いの知ってる?!」
「あー、500円の?トッピング揚げ物いっぱいある?」
「それ!美味いよな〜!」
「美味しいよね。あそこの無限にネギのせれるの好き」
「AAAさんうどん屋とか行くんだ」
「私なんだと思われてるの?」
「ファミレスも行かなさそうだよな」
「行くけど???」
「はいメニュー」
「ありがとうアツシ君。……あ、すいませーん」
「はーい」
来てくれた店員さんに豚骨を頼むと5人は「えぇ…」と声をもらした。ねぇ本当に私のイメージどうなってるの?確かめるの怖くなってきたんだけど。いや、聞きたくないし、確かめる気もないけども。クール系で無理矢理ゴリ押してるのにどうなってるんだろうな怖い。
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