華鬼2






1巻あらすじ
鬼の花嫁の証である刻印を持つ少女神無は16歳の誕生日、鬼の頭華鬼のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られようにして向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。
印を刻まれた花嫁は、無意識に男を誘う色香を放つ。その効力は印を刻んだ鬼の力に比例していた。
刻印のせいで、女たちの嫉妬、男たちの欲望に囲まれて生きてきた神無。
それは鬼たちの学園においても変わることはなく、自分を呼んだはずの華鬼からは殺意さえ向けられる。
ただ、鬼頭の花嫁を譲る三人の鬼三翼からは、命を賭けて護るという誓いを捧げられるのだった。
神無はそんな三翼から注がれる温かな気持ちに救われ、戸惑いながらも徐々に彼らと打ち解けていく。
そして、苛立ちと怒りしかないと思われた華鬼の内にも苦しみの感情があることを感じ取り、知らず彼のことを考えてしまうのであった。
そのある日、神無は「刻印の消し方を知り方を知りたくないか」という、国一の言葉に誘い出される。しかしそれは罠であった。
その場に居合わせた不機嫌なままの華鬼と、駆けつけた三翼により窮地を脱し、三翼に促されるままに、戦う彼らを残し逃げる神無。だがその途中、嫉妬に駆られた鬼の花嫁四季子の強襲に遭う。三翼の助けが得られない絶体絶命の危機に、彼女を救ったのは罠にはめたはずの国一で……。神無が受けるはずの刃を受け負傷した国一の安否は知れず、事情を知らない三翼に気遣われながら、翌日、学園へと向かう神無であったが――。
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