抗えぬからこそ、逆らえぬからこそ

冗談じゃない。死ぬなら自分のために死になさい。立派な建前を飾り立てて、私を死ぬ理由に使わないで。
抗えぬからこそ、逆らえぬからこそ、人はそれを「運命」と呼ぶ。
叫んでも届かないのならば、この喉を掻き切るまで。
背筋を伸ばして歩くんだ。この生を誇れるんだから。
果てなき道の先、終わりなき空の向こうで、また会おう。
憎しみを苗床に争いの種は蒔かれ、戦慄の風が血の花を撫ぜる。
この2本の足で歩いてゆく。どんな世界が待っていようとも。
君に伸ばした指先は、触るることなく離れゆく。
哀しみはどうか、どうかすぐ終わりますように。
空と世界を渡る舟で、ボクは今、キミに会いにゆく。

在ってはならぬものならば、今すぐその手で終わらせて。
傷ついて、傷つけられて、それでも僕らは共にいる。
愛してほしいとは申しません。ただ、貴方を愛することを許してください。
一緒に行くことはできないよ。でも、ずっとここで待っているよ。
キミを見送るように、小さな花が手を振って。
堂々巡りのこの人生を、愛しているのだときみは言う。
死にかけながら、死にきれず。死を畏れながら、死に果てる。
枯れるのならば、潔く。散りゆくのならば、絢爛に。
輪廻の果てにて、また会いましょう。因果の楔が許すなら。
生きるとも。我が身に宿る、罪が私を殺すまで。
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