護りきれなかった思いがこみ上げる
小さな一塊に賭ける
奮える口唇がまた黙る
醜い感情に揺り動かされる
触れるだけのキス
揺れるだけ揺れたいの

星々を受け止めて
冷えすぎた恋の味
荒れた大地の花になろう
白い足をすり抜ける愛
自分が自分じゃなくなる日
出会いさえ、何で許されぬことなの

タータンチェックの恋模様
愛してたとか、愛してなかったとか
まぶたに誓うくちづけを
どうかどうか、君がいい
こころはあげない
無理して笑うくらいなら
最初で最後のさようなら
あの日僕は僕をころした
君を想って流した涙は僕には少ししょっぱすぎて
いつも笑ってごまかすんだ、きみは

ありがとうは届かなかった
真実をください
温もりだけが残ってる
どうか君だけは
背伸びして君にキス
その指で、その唇で
いま、愛してキスして
青い春、真っ赤な君

曖昧で不安定な僕らは
云えないの、言わないで
この涙を君に捧げるよ
留まることを知らない想いは空に沈めて
こぼれ落ちた涙は無視して
覚悟はしていたはずだった

不協和音に酔い痴れて
綺麗すぎる君に教えてあげる
こんなこと望んでないって知っていた
そのくちびるで愛を紡いだ
ほしいんです、きみが
悪いのは、だれ？
リボンに秘めた誘惑
夕闇の中に消えていった二つの影