第一回 書記:レオン・S・ケネディ


「ちょっとホームズについて語りたい」
「いきなりどうした」
「いやあのね、シューイチはホームズ好きでしょ?」
「ああ」
「スコット君もホームズ読むよね?」
「いや、まあ、暇なときは」
「そう!これだけホームズに理解がある人間がいるのよ!なんで誰も話題に挙げないのよ!」
「いや、この面子揃ってるときって大体命の危機に瀕している時だから」
「おだまり!とにかく語りたいの!ホームズのことをたくさん話したいの!!」
「落ち着けマーガレット。話し相手ならベヨネッタやジャンヌがいるだろ」
「師匠はそういうの興味ないし、先生は魔導書ばっかり読むから話にならないの!」
「(……魔導書?)」
「だったらロダンがいるだろう。彼なら話は聞いてくれるんじゃないか?」
「ロダンにはホームズ語り禁止令だされた。耳にタコができるってさ」
「すでに被害にあっていたのか…」
「かーたーりーたーいー!せっかくこれだけ人がそろってるのよー!ホームズのお話ししよーよー!」
「いいぞ」
「え」
「いいの!?」
「暇だしな。レオンはどうする?」
「遠慮しておく。多少の知識はあるとはいえ、ついていける気がしない」
「えー、スコット君ハブんのー?それはちょっとなー」
「俺のことは気にせずに二人で好きなだけ語ってくれ」
「えー、そう言われると余計気にするよー」
「ならこうしよう。これから議題を一つ決め、その議題に沿って語り合う。せっかくだ、レオンには議事録でも取ってもらおうか」
「な」
「おーいいねー!!なんか面白そう!!」
「題して『ホームズ談論』。いかがかな?」
「さんせー!!」
「おい、俺はやるとは一言も」
「いいじゃないか。どうせ暇してるんだろ?」
「まあそうだが」
「いいねいいねー!早速やろう!議題は何にする?」
「そうだな…まあ無難に「シャーロック・ホームズ」という人物について語ろうか」
「んーかなり広い議題だけど、まあいいか!よし、じゃあ始めよう!スコット君議事録よろしく!!」
「ハイハイ……全く………」


第一回 ホームズ談論
 参加者:赤井秀一、マーガレット・ワトソン
 書記:レオン・S・ケネディ
 議題:ホームズという男について


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