なんかまとめた
◆自室のアシュみた
自室で寝転びながらタブレットを弄る、カルデア内のSNSを見れば結構皆更新しているのが分かる。
「ぐえっ」
思い切り腹部に腕が乗せられ呻き声が出る。と同時に背中に熱を感じる。アシュがくっついてきたようだ。
「どうしたの」
「なんでもねえ」
「ええ……」
そのままタブレットを弄っていると足が乗っかってくる、どんどん抱き枕化が進んでいる。
肩口にさわ、と何かが触れる。視界の端に赤い髪が見えることからアシュが乗せてきたようだ。
「なにしてんだこいつ」
「清姫?……藤丸のベットの下で藤丸の足撮ってるね……」
「うわ……」
「まぁ清姫は、こういう子だから……」
ふーん、といいつつ勝手に画面をスクロールし始めるアシュ。水着の信長はライブ映像乗せていたりゲオルギウスは風景写真を上げていたり多種多様だ。
「……なァ」
「なーにー」
「ヤりてえ」
「直球すぎでしょ!!!」
思わず体を起こした、ばつが悪そうに顔を逸らすアシュを見て笑いが漏れる。
「別に、疲れるだけだろ梨沙が」
「尋常じゃなく疲れるの!英霊と体力同じに思わないで」
タブレットをベッド横の机に置く。するりと腰を撫でられる、その手つきがもう怪しくてそのスイッチ入ってるんだなとぼんやり思った。
「明日は?」
「午後から俺とカルナが素材集め」
「くっ、私も午後から身体検査なだけだ……って身体検査なら魔力値とか測られるからダメだよ」
「今更だろ」
腰に添えられた手が背中にあがり押される。そのまま頬に口づけを落とされる。なんだか照れ臭くて口元をむにゅもにゅ動かしていたら口にも落とされた。
「なんでバラモンなのにほんと……手慣れてんの」
「は?手慣れてねえよ」
「嘘!私なんかめっちゃ恥ずかしくなるのに」
「いいじゃねえか、俺で慣れろ」
「慣れるわけないでしょ……」
頬にするり、と添えられる手を感じて目を閉じた。
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◆マク○ナルド(セイバーオルタ)
「オルタ、いる?」
「どうした」
「新宿、行こう」
食堂で何を頼むか悩んでいたオルタを捕まえて新宿に連れ込んだ。しっかり霊衣は溶け込むように黒パーカーである。
「ところで梨沙、何故私を呼んだ」
「実はジャンキーなものが食べたくてですね」
「……ほう」
「でも食べたいものが多くて1人じゃ無理だなって思ったので誘いました」
「よかろう、私も腹が鳴いていた頃だ」
4人前くらいの量を頼み持ち帰る、私は行っていないが新宿で拠点としていたところで食べ物を広げる。新作バーガーにポテト、ナゲット、飲み物もサイドも豊富である。
「……こういうの誘えるのオルタだけでさー、ありがとうね」
「ふん、私もその意向に同意しただけだ」
「それでも嬉しくて楽しいから、ありがとう」
「……ああ」
もっきゅもきゅ、とハンバーガーを頬張るオルタはふい、とそっぽを向いた。その頬は若干赤くなっていた。
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◆カルナさんと迷子
「ごめんねカルナさん」
「何故マスターが謝る」
聞いたことのない鳥がバサバサと飛び立つ、前を歩くカルナに続いて歩くが森以外の景色にならない。
「私が逸れたばかりに」
「マスター1人だったら問題だった、俺が共に居て良かったな」
「心強いです……」
「通信も出来ないのだろう」
「なんか繋がらないんだよね……ブツブツ切れる……」
さっきから通信を繋げようとしているも繋がらない、はあとため息を吐く。
「どうしたマスター疲れたか」
「いや……うーん、疲れたっちゃあ疲れてるけど……」
「そうか、なら乗るといい」
「えっ何」
すっ、としゃがんだカルナに目をぱちぱちさせる。あー、そうだアルジュナから言われていたけどカルナはクソほど言葉が足りないんだ。
「そんな肉体的には疲れてないからいいよ」
「マスターは人間だ、気にするな」
「……じゃあお言葉に甘えて」
よいしょ、と乗れば「しっかりつかまっていろ」と言われる。カルナの装備がちらちらと顔にあたりくすぐったい。
「ふむ、このまま直線に走って抜けるのも手だ。どうするマスター」
「抜けるとは限らなくない?」
「それもそうだ、では飛ぶか」
「えっ、うわああああああああ!!!!」
垂直に、飛んだ。もう手足はカルナに巻き付いた、ごめんカルナさんみっともないけど許してほしい。悲鳴もくそほど上げた。
「見ろマスター、直線にいけば海に出る」
「なんも見られないんですけど?!?!?!?!じゃあ直線に行こう!!!!」
「了解した、マスター。舌を噛むなよ」
「海に抜けている頃には死んでいるかもしれない」
カルナにしがみついている手足にぐっと力を入れた。