◎雷門中サッカー部のみなさんこんにちは!V2



「…というわけで今日から新たに2人の仲間が加わることになった!」
「豪炎寺修也だ」
「はじめまして菊地真央です。よろしくね」


放課後になって、秋は都合により部活に遅れるとのことで私はとりあえず円堂と修也にひょこひょこついていくことになりました。そしたら年代を感じる部室さんと期待に目を輝かせる(一部睨みをきかせる)部員さん達とであいました。うわあなんかいろいろすごいな。
簡単に自己紹介をし終えると、みんな口々に修也のことを話しはじめた。
そりゃそうだよね、帝国から1点を取った巷では「天才ストライカー」って言われているくらいの人が目の前にいるんだから。
(あれ、でもよく聞いてると私のこともなんか話してる?というかその子達ちょっぴり頬が赤い?なんだろう、どこか変なところでもあるかな…)


「ストライカーは俺1人で十分だ」


そんなことをぼーっと思ってたらピンク坊主の子が修也の前に立っていた。…11番、ははーんなるほどね。要するに修也に嫉妬してる訳だ。
「結構つまらないことに拘るんだな」ほんとほんと、つまらないことで…って、


「なんだと…!?」
「ちょっ、2人共ストーップ!」


案の定一触即発な状態だった。ピンク坊主くんが修也の襟を掴んでる。私は慌てて間に入った。
「君、暴力はダメでしょ!修也も煽らないの!」
全く、男の子ってどうしてこう力任せに何でもやろうとするのかな。


「あ?部外者は引っ込んでろよ」
「ぶ、部外者あ!?」


何この人かんじわるっ!今度は私が食ってかかる番だった。
「人がせっかく止めようとしてるのにその言い方はないんじゃないの?」「俺は止めろなんて頼んでねーよ」「何だとコラ!」
前言撤回、男の子だからとか関係ないみたい。私この人なんか嫌い!なんでこうも刺々しいの!
「クスクス…」「ちょっと、修也なんで笑ってるの」「いや、相変わらず元気なヤツだと思って」「誰のせいでこうなったと思ってるの!」
間に円堂が入ってくれて場はなんとか収まった。
ふむ、彼の名前は染岡っていうのね。こいつの名前だけは絶対に忘れないんだから!



「皆さーん!尾刈斗中の情報ゲットしましたよーって…あれ?お姉ちゃん何してるの?」
「あ、春奈。」
「「「お、お姉ちゃん!?」」」