Astronomy

バリ×バリ

メインシナリオ
ある日、教師からの呼び出しを受けていつもより帰宅が遅くなった陛下
どこか寄り道でもして帰ろうかと校門を出ると珍しく春日が立っていて驚く
曰く、大旦那様がヒバリ様と茉莉乃様をお呼びです。ヒバリ様には一足先に本家へ向かっていただいております。との事
何がなんだかさっぱりわからないがとりあえずあえて犬猿の仲である春日を迎えに寄越した事にイラっとしつつ本家へ向かうと
そこで聞かされたのはなんと、自分とヒバリに4人の花婿候補を用意したので今日から彼らと一緒に別邸で暮らしてそれぞれ婿を選んで来いという、まさに青天の霹靂な話だった
まぁもう高校2年であと1年もすれば高校卒業となったらそろそろそんな話も出るか…
と陛下は割とあっさり受け入れるがヒバリはジジイ憎しで猛反発
とは言え当主の決まりに背けるわけもなく2人はくだんの別邸へ
道中、ヒバリが校舎から出てきたところに奇襲をかけられた話等聞きつつ別邸へ向かうと
そこにはまぁ個性豊かな4人の花婿候補がいる
しかもその中には1人、見知った相手が紛れ込んでいて流石の陛下も唖然
一先ずお互いの自己紹介をし合い、1度部屋に戻ると今度は春日から身上報告書が渡される
そこに書かれた経歴を見た2人は
あのジジイが選んだ男だ…
絶対何か裏がある!(ヒバリ)
絶対何か事情がある…(陛下)
とそれぞれの感想を抱きつつ、その日から共同生活が始まる
ヒバリはバリケード張りまくりだが、対する陛下はそうでもなく、素直に彼らの人となりに目を向ける
その中で陛下は那由太に惹かれて行くが、そもそも当の那由太には、婿の座を狙うつもりはないのだと気づく
つまり最初から脈はないという事になる為、これ以上後に引けなくなる前に割り切らなければと陛下は考えるが
それでも惹かれてしまった相手…
ベクトルは違っても素直に向けられる好意が嬉しくないわけもなく
割り切れない気持ちのまま時が過ぎる
そんなある日、再びヒバリと本家に呼び出され祖父と向き合うと、衝撃の事実が明かされる
それは分家が問題を起こしてしまい、それを収める代わりに自分達のどちらかと婚約させて欲しいと先方が言ってきているという事
それを阻止するための時間稼ぎとして今回の花婿選びを行っているという事
そしてもうあまり時間がなく、今この場で仮で構わないから婚約者を選べという事…
当然ヒバリは反発するが、陛下の方はこの時点で腹を括っていた
色々話をしていく中で、ヒバリは覚悟を決めて仮の婚約者を選ぶ
しかし陛下は、誰も選べないと祖父に告げる
ビジネスの面で考えれば真崎との婚約にはメリットしかない
相手がどちらかを所望していて、それがどちらでも構わないのなら、自分は東条の未来の為に結婚を選ぶと…
今まで見たことの無い陛下の様子に戸惑うヒバリ
しかし祖父はそんなヒバリを先に別邸へと帰してしまい、陛下だけがその場に残される
祖父は溜息をこぼしながら陛下に問う
本当にこれでいいのかと…
それに対して陛下は、手に入らないと分かっているものを追いかけられるような性分ではないと苦笑をこぼす
祖父がなんの為に見合いを先延ばしで花婿選びをさせているか
その理由はわかっているけれど、自分が本当に選びたい人は、自分に婿として選ばれる事を望んでいるわけではない
淡々と話す陛下に祖父はまたもやため息1つ
聞き分けが良すぎるのも考えものだと陛下の頭を優しく撫でると、諦めるにはまだ早いだろうと陛下を諭す
何故なら、陛下はまだ、自分の望みの為に何もしていないから
もうダメだと諦めるのは、自らやれるだけの事をやってからでも遅くはない
その為の時間を少し作ってやる事ならばまだ出来ると言う祖父に、陛下は仮の婚約者として那由太を選ぶと告げる
そこから陛下の攻撃開始
アプローチされる側からする側になった陛下に驚くヒバリと他の候補者達
那由太1人だけが鈍感をこじらせ過ぎてナチュラルにかわしている上に自分の気持ちにも気づかない始末
しかも何故かヒバリの登下校の護衛をする事になっていたりして、陛下の気持ちはから回るばかり
何か策はないものかと乃愛に相談してみるも、これといったものは浮かばず悶々と歩いていると、何やら周囲が騒がしい
何事かと辺りを見渡すと、刃物を持って興奮状態の男が…
穏やかじゃないな…と思いつつ、慎重に現場に近づく陛下
ある程度近づいたところで、男が子供を標的にしている事に気付き、陛下は咄嗟に子供と男の間に滑り込む
子供を背後に庇いながら男を睨むと、男は陛下を誰かと勘違いしているようで憎悪の目で見てくる
しかしながらそれで怯む陛下ではない
一歩も退かず、また怯える様子もなく、陛下は男と対峙する
そして男が刃物を振りかざして陛下に襲い掛かるが、陛下はそれを手にしていたカバンで防ぎ、相手の動きが止まった隙に足払いをかけようとする
が、それよりも早く那由太が現れ男を取り押さえると、しばらくして警察が到着
陛下と那由太は警察や報道陣の聴取に囲まれるハメに…
当然家に帰ったらニュースを見ていた他の候補者と現場に居合わせていたヒバリから怒涛の説教
何故か那由太にまで窘められる始末で地味に落ち込んでいると
那由太が、護衛が必要なのはヒバリさんより茉莉乃さんの方だったみたいですねって対象替え宣言
護衛が外れる事に喜んだヒバリの後押しもあって那由太は陛下の護衛になる
それからしばらくして、護衛付きで街を歩いていると、子供に風船を配る犬の着ぐるみと遭遇
そこで、以前この着ぐるみの中にいた那由太と遭遇している事
その時陛下とヒバリの連名でお礼をもらってから、ずっと2人に会いたい、守ってあげたいと思っていた事などを聞かされる
話を聞いていた自分の予想が現実味を帯びていく事にますます凹む
その後、気持ち的にはデートのつもりで那由太と出かける陛下
そのデートの終わりでやっぱり恋愛対象にはなれないんだなぁと察してしまった陛下は泣きたいのを堪えて那由太に自分専属の護衛になってほしいと告げる
目に見えて喜ぶ那由太を見て、予想は現実だったと、必要以上に舞い上がらないでいて良かったと自分を慰める陛下だが、やはり恋心には抗えない
涙で視界が滲んでしまい、慌てて那由太に背を向けて走り出す
驚いた那由太は直ぐに陛下を追いかけ腕を掴むが、反射的に振り返った陛下の目から零れる涙に力が緩んでしまい、逃げられる
いくら鈍くてもあの涙が嬉し涙ではないことくらい分かる
では何故陛下はないていたのか
呆然と立ち尽くすしかない那由太は陛下を追いかけられず、1人とぼとぼと歩いているところを壱哉に拾われ、しかも本家に呼び出されて鎌倉へ
そこで正式に護衛として任命されて嬉しい反面、何故か胸が痛むがその理由はわからないまま
翌日、実は自分が花婿候補ではない事や、陛下の護衛役になった事を告げる那由太
いつもと変わらない様子の那由太に陛下は落ち込むがそれは表に出さず、いつも通りに振る舞う
それが無理な態度だと気づいた大我達は陛下を心配するが、陛下はその心配に気付かないふり
どうしたもんかと頭を悩ませているところに当事者の那由太は他人事のように色々言ってくるからお前が言うな状態に←
完全に諦めて政略結婚ルート選びかけの陛下を見かねた大我が自分とデートしている所を見せつけて自覚を促す計画を立てる
が、結果は失敗
そんな中、ヒバリが好きだという映画がテレビ放送されるとの事で突如始まる映画鑑賞
那由太の反応を微笑ましく思いながら見ているとあっという間に放送は終わり
そして何故か始まる感想談義
登場人物の中で陛下は誰が好き?と問われ、ほぼ無意識に答えたのはケビンが好きだというもの
さらに続けて、那由太みたいでかっこよかったと答えた所で我に返るが時既に遅し
ニヤニヤしながら盛り上がる一同
何故か自分の隣に座らされていた那由太は何も言わず顔を赤くして俯いている
その反応にちょっとだけ期待が掠めるが、陛下は内心でそれを振り払う
続けて那由太はどうだと問われ、那由太が答えたのはヒロインが好きだというもの
理由まで聞いた所で耐えきれなくなった陛下だが、そんな心情を見透かしたように何かしら理由を付けて部屋を出ていく一同
2人だけになってしまい動揺するが、ふと那由太が、あの映画の2人は自分達とよく似ていると切り出してくる
そこでそれ広げる?!と思いつつ、当たり障りなく答えていると、ヒバリが好きでDVDを持ってる事を思い出した那由太がそれを借りると部屋を飛び出す
1人になった陛下は深々と溜息をついた後、部屋に戻る
その翌日、どういう訳か那由太と出かける事になり、それ自体は嬉しいがどうも那由太がおかしい
よくよく見ていて気づいたのは、昨日見た映画のガーディアンのセリフを真似した所謂なりきり状態だと言うこと
え、ここは乗るべきなのか?と思ったりもしたが気持ち的に無理だと判断した陛下は当たり障りなくスルー
デートの終わりにハプニングもありつつどうにか帰宅
思わせぶりはやめて欲しいと辟易する陛下
対する那由太は今日のデートや依然泣かせてしまった事などを思い出したりして自分の変化に気がつくが相変わらずそれが恋とは気付かぬまま…
汐音に不治の病と言われて動揺するが、上手くつきあうしかないしその為には考える事が大事とアドバイスを受ける
しかし結局妙案浮かばず、浮ついた気持ちのままパーティーでの護衛任務が入る
問題はそのパーティーで起こった
事故か事件かは不明だが、ヒバリの上にシャンデリアが落下
その前兆にいち早く気づいた陛下はヒバリを突き飛ばし、代わりに自分がシャンデリアの真下に入り込む形になってしまう
そのまま陛下に直撃かと思われたが、その前に那由太が陛下を抱きしめ庇うように床に倒れ込む
幸いヒバリにも陛下にも怪我はなかった
が、陛下は倒れ込んだ際に頭を打ったようで意識を失ってしまう
この事態を重く受け止めた本家は那由太を陛下の護衛から外すが
意識の戻った陛下はそれに猛反対
祖父に直談判までするが護衛への復帰は許されず
しかしまぁ雑用係としてなら傍においても構わんと許しが出る
そこから信用回復を狙えると陛下は一先ず息をつくが、那由太のショックは相当だったらしい
翌日からすっかり落ち込んでいる様子の那由太に陛下は心を痛めるが
代わりに護衛になった小次郎の圧に押されて二進も三進もいかない状態に…
ここで立ち上がったのは大我で、大我は那由太に発破をかけて一先ず行動を起こさせることには成功
自分なりにできる事をと奮闘する那由太
少しして、そんな那由太も連れて紬と出掛けることになり、そこで陛下は自分の為に一途に考え行動してくれている那由太に、望みは薄いとわかっていてもさらに想いを募らせる
だが現実は無情で、いつまでも婿を決めない陛下とヒバリに痺れをきらした方々が動きを見せる
ヒバリの方では黒幕である真崎が強硬手段を取り、クリスマスイブに東条と真崎の合同プロジェクトの発表と婚約発表をする動きがあり
陛下の方ではその発表に合わせて陛下の婚約者の発表もするという
当然自分は誰も選んでいないので、誰かが決めた政略結婚という事になる
東条の人間である以上、いくら跡取りではなくても仕方がないと諦める陛下
それに反対したのは意外にも那由太で、本当にそれでいいのかと陛下に問う
もちろんよくない
良いわけがない
でも当主の決定は覆らない
そんな陛下の話を聞いて、那由太は絶対に陛下に政略結婚はさせないと固く誓う
対する陛下はどうせ叶わぬ恋ならせめて、最後にこの思いだけは伝えようと心に決める
だが祖父はそれすら許さず、陛下に鎌倉本家への帰還を命じる
許されているのは学校と本家との往復のみでそれ以外は外出出来ない
しかも携帯も取り上げられてしまい連絡を取ることも出来ない
祖父の徹底っぷりに辟易していたある日の晩
誰かが陛下の部屋の窓を叩く
何かと窓を開けるとそこにはなんと那由太が!
嘘でもいい。助けてと言ってくれれば、自分が必ず助けてみせる
と訴えかける那由太
陛下は涙を堪え、ポツリと那由多に『助けて』と告げる
それを聞いた那由太は嬉しそうに笑みを浮かべると、力強く頷いて応える
そこでタイムリミットを迎えた為、那由太は屋敷を去っていく
想いを伝える事はできなかったけれど、これで良かったのかもしれないと陛下はその日眠りにつく
その後、イブの前日にヒバリが壱哉に拉致られ那由太達とカーチェイスの果てにサスペンスドラマを展開した話を小次郎から聞かされつつ件のパーティーを迎える
まずプロジェクトの発表があり、その後壱哉とヒバリの婚約が発表される
そして次はいよいよ陛下の…
と、ここで突然のスモーク
そして爆音が流れモヤがはれるといつかみた犬の着ぐるみの群れがダンスを踊っている
その中の1匹が陛下に近寄るが、そこに小次郎が現れ一騎打ちが始まる
周りは余興だと盛り上がっているが陛下は困惑しきり
そんな陛下にヒバリ達が口々に言う
ヒーローが勝つためにはヒロインからのエールが必要だと
陛下はチラリと戦う2人に目を向ける
すると、丁度小次郎の強烈な蹴りが決まり、那由太はその場に仰向けに倒れてしまう
着ぐるみのせいだ、変身するにはパワーが足りない、今こそヒロインのエールを!
とせっつく大我たち
わけがわからないが、那由太が自分の為にこんな事をしているのはわかる
陛下は那由太に駆け寄り、那由太を信じていると、だから立ってとエールを送る
それを受けた那由太は猛然と立ち上がり、再び小次郎へと向かっていく
そして那由太の技が決まり、倒れる小次郎
静まり返る周囲
そこに飛び込む祖父の声←
曰く、今小次郎を倒した那由太こそが、陛下の婚約者である、と
降り注ぐ拍手と、戸惑いつつも満面の笑みで陛下に手を振る那由太
祖父に急かされ壇上に上がる頃には状況も飲み込めていて、陛下は迷わず那由太に抱きつく
その後、パーティーが終わって一足先に別邸へと返された陛下と那由太
二人きりになった所で改めて告白
気恥しさに顔を逸らす那由太の頬に手を伸ばして陛下からキス
ご褒美のキス用意する約束だったからって事で←

その後、晴れて婚約者になった那由太との超スローペースラブロマンスも描きたい

*いっその事、窓辺の邂逅の時点で1回キスしてしまうのもありかも
嘘でもいい、助けてって言ってください
……けて
茉莉乃さん?
…っ、たすけて、那由太さんっ!
涙を零しながら那由太に手を伸ばす陛下
那由太はそんな陛下の手を取り引き寄せると、涙に濡れたその唇に1つ口付けを落とす
…泣かないで。大丈夫です、俺が必ず、茉莉乃さんを助け出して見せます
……
だからどうか、俺を信じてください。そして無事にあなたを助け出せたら……
……?
…その時は、ご褒美のキス、お願いします!
……うん。信じてる。待ってるから
なんていう王道ラブロマンス
多分紬は悶えるはず←