Secret Talk

陛下兄と宮地さんの内緒話

無理・無茶・無謀・無頓着がデフォルトでおまけに無自覚
さらに他人の事には鋭い癖に自分の事だけ笑っちゃうくらい鈍い

昔はそんなことなかった
素直に人を頼ってたし、嫌な事もつらい事も我慢しないで吐き出してた
それなのにいつの間にか何も言わなくなって、今じゃもう、親にすら泣いてるところを見せなくなった

このまま周り全部に壁を作って一人で生きていくつもりなのかって心配してたけど
夏に一回ボロボロになって帰ってきた時にな
傷だらけだわ目は赤いわで問い詰めたら

とある先輩からの喧嘩を一人で片付けようとしたら怒られた

って言うんだよな
で、さらに詳しく聞いたら

お前はお前が思うほど強くないって言われた。感覚が麻痺してるんだって。それから……

一人で強くある必要はないって。その分、一緒に支え合えばいいって言ってくれた。一人じゃないんだから、頼っていいんだって。
…………それで?
それで…、それが、嬉しくて……。
…………
頼るとか正直よくわかんないけど…先輩が一緒だって思ったら、なんかホッとした。

って言ったんだよな
ほんとビックリしたわ
素直にそんな話した事もそうだけど、あいつがこの数年ずっと塗り固めてた弱さあっさり見つけて、しかも簡単にぶっ壊すやつがいたって事に驚いた
…………
その先輩ってお前の事だろ?