小学生の頃、いじめられていたせなを陛下が助けて以来
せなは陛下に強い憧れを抱く
1人でも誰にも負けない強い人
凛としていて、真っ直ぐで、眩しくて…
自分もそうなりたい
陛下のような強い女になりたい
その思いで陛下を追いかけるようになるが
すぐに引っ込み思案が治るわけでもなく
ただ遠くから見ているだけ
それでも彼女の中では陛下は唯一無二の大切な友達で一心同体
異常なまでの依存と執着を抱えてしまう
中学、高校も陛下を追いかけて進学
その間直接陛下に話しかけた事は皆無だが
彼女の中では
毎日陛下と仲よくお話して遊んでいるという記憶が作られてしまっていて
だから陛下の幼馴染をはじめ
自分以外に陛下と親しくするものが現れると嫉妬でおかしくなってたりした
ずっと陛下だけを見ていて
陛下と親しくなる人が増えれば増えるほど
自分の居場所がなくなる焦燥感
自分の居場所が埋め尽くされてしまう前に
一度リセットすればいい
全部壊してなかった事にして
新しく自分の居場所を作ればいい
というとんでも思考に走り
陛下に嫌がらせの手紙を出したりするようになる
偽物の癖に
という手紙は
陛下の居場所を否定する事で
陛下に自分の居場所はそこじゃないと思わせる為
そして現在の居場所をなかった事にした所で
自分が入り込んで自分と陛下だけの世界を作ろうという
非常に回りくどいやり口