狙われるのは陛下
解決者は右腕じゃなきゃダメ
右腕と仲が良い陛下に嫉妬した女生徒
校内放送
放送室
放送室の鍵入手
右腕とは帝光時代からの付き合い
同じバスケ部マネとして仲良くなり、とある文庫本をきっかけにお互いを陛下・右腕と呼び合う名(迷)主従コンビとして名を馳せるようになる
周囲の認識としては、鈍感で隙だらけな右腕を本人すら気付かない水面下で常に陛下が守っているという
え、こいつ何処のヒロイン?ってくらい
右腕はいつだって陛下に守られていた
そんな主従コンビだが、一度だけ陛下に迫る危機を右腕が先に排除するという逆転劇を起こした事がある
それは右腕に依存していたとある女子生徒が関係していて
彼女はとにかく自分が大好きな右腕が陛下と仲良くしているのが気に入らない
遠くから陛下を睨みつけてみたり
陛下がいない所で右腕に陛下の悪口を言ってみたり
ドストレートに右腕に陛下と関わるのをやめろと言ってみたり
しかし最後の発言で右腕がぶち切れ
私が誰と付き合おうが私の勝手だてめえが口出すんじゃねえよ!
と啖呵をきり、その後は徹底して彼女を避けまくる右腕
ショックを受けた彼女が逆恨みで陛下を睨めば右腕が彼女を睨み
嫌がらせでも仕組もうものなら先回りしてトラップ解除
その足で彼女に牽制しに行くという凄腕従者っぷりを誰にも気付かれない所で披露
このままいけばマジで右腕に嫌われる…
彼女にとっては陛下への憎しみよりも右腕に嫌われる事の方が大事件だったようで
最終的には陛下とも右腕とも距離を取り関わらなくなる
そんな彼女が何故か異空間に敵として登場
同じバスケ部のマネであり、同じ放送委員でもあった陛下と右腕
彼女も同じ放送委員だった事もあり
放送室でバトル発生
放送室の壁中にくっついた無数の口が敵の形状
その中のどれか一つが本体で、それを見つけて一撃加えれば消滅するのだが
たくさんある口が絶えず陛下への悪口罵詈雑言を吐くので
本人も周りのバスケ部もイラッ
しかしどれが本体か分からない為、無意味な壁ドンを繰り返すばかり
しかし、その悪口の中に
死ねばいいのに
という一言が混ざった瞬間
ふざっけんなよてめぇ!!
と右腕マジギレ、1枚のポスターに向かって蹴りを見舞う
そのまま壁をグリグリとねぶりつつ
馬鹿なあんたにもわかるように説明してやる。私が陛下を好きなのはただ一緒にバカやってんのが楽しいからってだけじゃねぇんだよ。あんたみたいにベタベタ甘えてこないしくっついてこない。私の愚痴に付き合ってくれて嫌な気持ちを吹っ飛ばしてくれるし、前向きな気持ちにさせてくれる。いつも適度な距離感で支えてくれてた。私がぐだぐだ足踏みしてても置いていかないで待っててくれた。どれもこれもあんたとは真逆なんだよ。あんたには私がどう映ってたか知らないけど、依存レベルで甘えてくるのは親だけで手一杯だったんだよこっちは。それなのにあんたはベタベタ…。その点陛下は甘えられるばっかで肩に力が入ってた私を休ませてくれた。自分も誰かに甘えていいんだって教えてくれた。厳しい事を言われることもあったけど、それだって私の事をちゃんと考えてくれてるからで私は嬉しかった。私に必要だったのはあんたみたいに自分勝手に擦り寄ってくる甘ったれじゃない。陛下みたいに優しさも厳しさも込みで支えてくれる人だったんだよ。だから私は陛下と一緒にいたの。肩肘はらずにいられるし、そうやって私を支えてくれる陛下を、私も支えられたらいいと思ったから。もうここまで言えばわかんだろ?何もかもが違うんだよお前と陛下とじゃ。比べるまでもないっつーか、同じ土俵で比べる事自体烏滸がましいわ恥を知れ。挙句の果が死ねばいい?死んだ方がいいのはてめぇだこのボケ!!
とまぁ周りも唖然のマシンガントーク炸裂
言うだけ言って右腕が足を退けるとポスターが剥がれて口が1つ
踏み躙られて傷だらけになったそれは音もなく【ごめんなさい】を形作って消滅
周りの口も全部消えて
陛下に記憶イベント
目が覚めたら陛下の記憶が戻っていて
主従コンビ復活