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ゲルテナ展で展示される事もなく倉庫にしまわれていた虹色のバラの彫刻
世間には公表されていないが、生前のゲルテナが死の間際に作り上げた無限に広がる可能性への期待を込めた一作
生前公表される事のなかった遺作という事で、ゲルテナ展最終日に大々的に発表されるはずだった

そんな幻の作品が奇妙な美術館では人の形を成し、美術館に迷い込んだイヴ達の前に現れる
人に変化したその虹色の薔薇が陛下

最初はメアリーと一緒で外の世界に出たくてイヴ達に接触する
だからと言ってメアリーと結託しているわけではなく
単純に、外の世界への興味
別に他人を踏み台にしてまで外に出たいとは思っていない
でももしかしたら、誰かを犠牲にしなくても外の世界に行けるかも…
なんて無謀な可能性に期待してイヴ達に協力している

そもそも冒頭で記載の通り世間に公表されていない作品なので
メアリーは陛下がゲルテナ作品だと知らず、イヴ達と同じ外から迷い込んだ人だと思っている


薔薇について


イヴ達同様薔薇の花(虹色)を所持しているが、彼女らとは逆で【ダメージを負う度に花弁が開いていく】仕様
体力MAXが蕾の状態
開ききると人型が保てなくなり彫刻に戻ってしまう
それは外の世界に出る道が完全に絶たれる事と同義

イヴやギャリーの薔薇は花瓶に生ける事で回復するが、陛下の薔薇は花瓶に生けても回復しない
また、陛下には薔薇を回復させる力がある為
瀕死だけど花瓶がない!って時は陛下の出番←
イヴ達の薔薇を回復させると、その回復量分だけ陛下の薔薇が蕾に戻る


虹は青(空)がなければ輝けない