おかしい。こんなんじゃ俺の体反応しなかったのに……。
呆然とそう思っていると、登呂が尻たぶに触れた。
「おい、どこ触ってっ」
「尻」
「んなの分かってんだよっ!なんで触ってんのかって……ひっ!」
「……ここに俺のちんぽ、挿れるから」
本来なら出すだけの用途の穴に登呂の陰茎でこすっ♥と擦られ、
体験したことのない感覚にぞわりと震えあがる。
今まではなんとなく違うだろうと、そんなもの挿れるはずがないと思っていたから、正気を保てていた。
けれど、今、人ではない幼馴染は躊躇いもなく、俺の尻穴に巨大なちんぽをこすりつけている。
「嘘だろっ!?やめろよっ……!」
「やめないよ。ずっと四鷹の中に入りたかった」
登呂の声音が静かな部屋に響く。そんなにエッチに興味あるのかよ。
「うぐっ……せめて痛くないようにしてくれ、絶対お前の入ったら裂ける……」
「分かった。痛くなくなるまで慣らすね」
そう宣言され、いきなり尻穴に指をぶち込まれてから何時間経っただろうか。
陽が落ちて、外はとっくに真っ暗だというのに尻のナカを太い指でひたすらゆっくりほぐされている。
「ひぅぅ……。もういいからぁ……」
あんなに嫌だったのに、今では早く終わらせてほしいと願っていた。あんなに長い時間かけられれば、嫌でも腹がすわる。
「いいの?あんなに嫌がってたのに」
「いいから……もう挿れてくれ」
痛みを少なくする為に尻穴を両手で広げてやると、登呂が覆い被さって先端を突き挿れた。
「痛くないようにしろって言った癖に……。少しずつ大きくしていくから」
「う……ぁ……あぁ゛あ゛……」
登呂のちんぽがゆっくり奥まで挿入される。指よりも太いそれに、息を吐いた。
「ほら……入った。これが四鷹のサイズ……自分の。挿れてる気分はどう?」
「ぃ…ひぃ……んぁあ…………」
自分のちんぽでも気持ちよくなれることに驚愕する。登呂のと比べて小さいと思い込んでいたが、女性とエッチする分には問題ないのではないだろうか。
「考え事するくらい余裕なら動いていいよね」
「え、ぁっ、あッ」
パンッパンッと、登呂の脚が俺の尻たぶに当たって、反発する音が鳴る。
自分の頭上から登呂の掠れた声が聞こえてくる。
これがエッチなのか。なんだか実感がないな。と考えながら揺さぶられていると
後ろから声をかけられる。
「まだいけそう?もうちょっと大きくするね」
「うん……ひぅうううう゛う゛!?」
ーーーどこかで、これ以上の大きさになっても変わらないなんて、馬鹿なこと考えてたから、ツケが回ってきたんだ。おちんぽが体内の中でむくりと大きくなり、前立腺をごりり♥と潰される。
潰されてるっ!きもちいところ!ごりごりって音してるッ……!
「あ゛……あ゛……」
自分の声を残った理性だけで聞く。
あ……おれ、今、トんでる。頭、変に……なってる……?
「大丈夫?四鷹、四鷹?」
登呂が焦って声をかけているのは分かっているけれど、頭が追いつかない……。
ちんぽを抜かれて、少しずつ感覚が戻ってくる。
その間舌をだらしなく伸ばして、口を開けながらエロ呼吸するので精一杯だった。
「はひ……はひぃ……だいじょぶれす……」
「……良かった。ならコレ、もっと大きくするね」
「はひい……はへ……へ?!ひぃ!?やだやだやだッ!もうこれ以上は入らないッ!!」
すりすり♥と尻の割れ目に沿って甘えてきたデカちんぽを押し除けて尻穴を片指で隠す。
「だめっ、さっきまでのサイズにしてっ……これ以上おっきくしたら、尻壊れるからぁ……ッ」
男がえぐえぐ泣きながら尻穴を隠す姿は滑稽だろう。けれど、そんな気持ちが一瞬でなくなるくらい、頭の中が真っ白になってしまうのが怖い。
「それ、抵抗のつもりなの?」
登呂はそう言って指を変形させて、俺の指の隙間にゲル状になって入り込んできた。
「ひぃっ!溶けてるっ!なにやって、やだ、やめぇっ」
「抵抗しても意味ないよ。例えばこんな風に、四鷹の指の隙間を縫って……ナカに俺の体をいれて、前立腺虐められるんだから」
自在に動くゲル状の指先を今度は硬くして、しこりを指先で強く擦られる。
ぐじゅっ!ごりゅ♥ごりゅりゅ♥
「ひぃいいいっ!!」
「……あぁ、そっか。子作り以外にもいい方法があったね」
「っぁあッ!ひぁあぁあ゛あ゛っ♡」
「こうやって、俺しか出来ないことやって、四鷹が気持ちいいこと覚えたら……どんなことがあっても、
俺を求めてくれるよね」
「あぁッ♡やめっ!やめてぇっ♡♡」
じゅぼ♥じゅぼ♥じゅぼッ♥ちゅぽんッ♥
「はへぇ……?」
なんで、イケそうなのにっ……。
って、俺、何考えて……!
ようやくとろ穴から指が引き抜かれたというのに、酸素を追い求める魚のようにまた指を挿入されるのを待ち望んでしまっている。そんな不純な自分にさえ欲情して、どすけべ顔を晒しながら息を吐いた。
「ん……指も良いけど、四鷹を孕ませなきゃ」
すると、登呂は立派な双玉を脚にぶつけながら、でかちんぽを尻の間に挟み込む。そのままおねだりをするように前後にゆっくりと擦った。
「ひっ……!だめッ!おっきすぎるって!それだけはだめぇッ……!!」
俺のよりもぶっといのに、こんなの入ったら、壊れてしまう。
抑えていたはずの指はイった拍子に外れて頭の横にある。再度入り口を抑えようとするも、登呂に指を絡めとられてしまう。
「はあ……、もう耐えられないっ……四鷹、俺のちんぽ受け入れて……」
表面のひだにデカちんぽをむにゅう♥と押し付けられ、でっぷりとしたこじ開ける為の先端を無理矢理奥に押し込まれた。
「やめっ、ぁっ、あッ……!ひぎぃぃい゛いい゛〜〜〜〜!!」
あり得ないくらいの大きさのちんぽをぶち込まれ、強烈な刺激が四鷹の脳を震わせた。
「ふぁ……あ゛……あ……あ……」
また俺、イかされたんだ。
俯瞰して自分を見ることしかできないほどに、
体の主導権は登呂に握られているのだと今更ながらに気づいてしまった。
体を震わせながら体の中に留まる快楽を逃がそうと必死に呼吸をするが、次の衝撃がきてしまったら絶対に耐えられない。
汗が滝のように出て髪が額にべっとりとくっついてしまっている。
だめだ。これ以上されたら、お尻でしか、ううん、登呂のちんぽじゃないと満足できなくなっちゃう。何とか、止めないと……っ
じゃないと、俺……、女性を抱けない体にされてしまう。
「と……ろ……も……おれ……」
「よたか、分かってるよ」
登呂を止めるために伸ばした手を、別の意味に受け取ったのか絡め取られて、頭の横に固定される。
それから登呂に腰をパァンッ♥っと打ち付けられて、一気に奥までちんぽを埋め込まれた。
「〜〜〜ひぎゃあぁあぁあ゛あ゛あ゛ッ♡♡」
悲鳴とも嬌声とも区別がつかない声を出しながら陰茎からぴゅくっと精液を吐き出す。そんなこともお構いなしに登呂は形を分からせるように腰を動かした。
「やべ、やべてぇっ、どまっでっ!イッてるがらぁ゛ッ」
イッた所為なのか、ナカが敏感になってて、少しでも擦られると異常な程の快感が襲ってくる。体はひたすらそれから逃げるように動いてるのに、登呂が手足をそれぞれを封じているから全く動けない。オナホみたいに登呂のちんぽを奥に打ち付けられて、体を震わせることしかできない。
パンパンパンパンパン♥
「オォオオ゛ッ♡♡でるでるっ、にゃんかでぢゃあ゛ッ!!ぁ゛ぁあ゛ッ」
ぷしゃあぁ♥♥
「ぁあぁあッ♡どまっでぇッ♡パンパンどめでぇっっ!!♡♡おじっごまだでるがらぁッ!!」
「透明なのが出てきてる。AVに出てきた女の子みたいだね」
登呂は何事もないかのように笑って、さらに速度を早めた。
「あひぃいぃ♡♡ちがう♡おんなのこなんかじゃっ♡あっあっああ゛ッ♡りゃめ、はげしくッしないれぇえええッ♡だめ、いぐぅううっ♡♡とりょのこうじょくぴしゅとんでいっぢゃぅうう♡♡」
「うん、いいよ、イって。潮吹きながら俺のちんぽで女の子みたいにイクとこ見せて」
「みるにゃあああぁあ゛っ!!ああああ゛あ゛♡♡ぁああ゛あ゛ッ〜〜〜〜♡♡♡」
下半身が重くなって、先端からびゅっーっと潮が飛び出す。スライムのくせに筋肉のついた登呂の腹に
「はひっ、はひぃ……ふっ、ぁっああっ!!」
「……この先、挿入したらどうなっちゃうかな?」
「あっ、だめっ……待ってぇっ、この奥はだめっ、いきどまりだから待ってぇっ!!おなかさけちゃっ」
「痛くないよ。気持ちいいことだけ、だから」
とんとんとん♥ごぽぉっ♥♥♥
ちんぽが奥をノックすると、あったはずの行き止まりがなくなって、更に奥まで入っていく。
「ォ゛ッ!?♡♡」
待って、俺の体のなか、いきどまりのさき、きちゃいけないところ、絶対にはいっちゃいけないとこまで、登呂が入り込んでっ……!!
「ぉお゛ッ♡オ゛オ゛オ゛ッッ〜〜!!♡♡」
言葉に表せない程の快楽が、全部襲ってきた。この世の快楽をぐちゃぐちゃに混ぜたそれを、この小さい体で受け止めさせられているのだ。
「あったかくて柔らかい……俺、四鷹に包まれて一緒になってるっ……♥」
「ほぎぃいいいッ♡♡あたま♡まっじろにぃい゛い゛い゛い゛♡♡」
「ぎゅうぎゅう締め付けてくるっ……こんなに固くしてるのにっ、搾り取られるっ……!」
「ぐぁあ゛っ♡ぅぎぃい゛い゛い゛ぃ♡♡あへっ♡あへぇえッ♡」
どンっ♥どンッ♥ぐぢゅううぅ♥♥
体がピストンに合わせて揺れるくらい、力強く最奥へ押しつけられる。その度に舌をだらりと垂らして快楽を受け入れた。
「可愛い、俺の……お嫁さん。イっていいよ」
「ッ!およめしゃんじゃない……っおとこにゃのにぃッ……♡」
「赤ちゃん、産んだら、お嫁さんでしょッ♥」
「やだぁ♡ちがうっ♡およめしゃんにゃんかにぃい♡♡じえったいならにゃいぃ♡♡」
「絶対に種付けする。お嫁さんになってもらう為に四鷹に孕んでもらわなきゃ」
「ひぎゅぅううううう!?♡♡むりぃむりらってぇええ♡♡くるっ、きちゃうぅう゛う゛う゛ッイクイクイクッ♡イグーーーー〜〜〜♡♡♡」
「よたかっ、だすよ、はぁっ……くぅっ……」
ぷびゅるっ♥びゅるるるるる♥♥
「んぉおおお゛お゛ぉ♡♡しぇえきどぴゅどぴゅきてりゅぅうぅぅ♡♡おひぃぃいぃい゛い゛♡♡♡」
孕ませると宣言された通り、ナカに精液を叩きつけられている。
「ふぁ……あぁ……」
精液を出し切ったのか登呂のちんぽが引き抜かれていく。
どろりと後孔から白濁とした液体が零れ落ちる感覚が気持ち悪いはずなのに、それすらも快感として拾ってしまう自分の体が嫌になる。
「四鷹かわいい」
「とろ……はぅ……ん……」
唇が重なる。登呂の舌が口内にぐにゅりと入ってきた。
最初のキスとは違って荒々しく口内をかき回されて更に頭が真っ白になった。
息苦しくなって、唇を離そうとしたが、頭を手の平で包まれる。
「ん……ふぁ……あぁ……とろ……くるひっ……」
「ん……ちゅ……よたか……」
苦しいって言っても、登呂はキスをやめない。それどころかもっと舌を絡めてくる。
登呂の胸を手で叩いて、限界を訴えると名残惜しそうに口内を全部舐められる。唾液を全て舌に注がれ、離れる際に卑猥な唾液の橋をかけられた。それを拭いさる気力もないまま、犬呼吸で舌をだらしなく垂らして呼吸する。その様子を見られながら、頭を何度も撫でられる。
「……あのさ」
「なあに、四鷹?」
登呂が笑う。いつもの顔とは違いどこか恍惚的な笑み。妖艶なその表情に背筋を震わせて、言葉を絞り出す。
「その、きょう……だけだよな」
「……今日だけ?」
「いや、俺達……その、男だし、これって練習の為に、やったんだよな?」
「……うん。そうだよ」
一呼吸置いた後、登呂がそう答える。何か、大事なことを見逃しているような……そんな違和感がある。
ーーー明日には全て元通りになってるはずだ。そうだよな登呂……?