うっすらと感じた光に僕はゆっくりと目を覚ました。隣ですやすやと眠るナマエを起こさ無いよう細心の注意を払ってシャワールームに向かう。昨日の情事を思い出して火照りそうになる頬を必死にシャワーで冷やした。
部屋に戻ると、未だ夢の中の彼女のおでこにキスを落とす。それからベッドとは遠い位置の窓を開けると、昨晩から姿の見えなかったソニックが窓からものすごい勢いで帰ってきた。
「おかえりソニック。朝ごはんにしようか」
ベッドサイドに向かったソニックに起こすなよーと言えば控えめな鳴き声が返ってくる。
さて、彼女を起こしてしまうから火は使え無い。包丁も極力避けたい。悩みに悩んで、結局パンにジャム、手でちぎっただけのサラダに少しの生ハムといったシンプルなメニューになった。まあナマエ生ハム好きだし?と自己完結させてやっと、彼女を起こしにかかる。
「おはよう、朝ごはん食べよう?」
「やーだぁー」
「即答かよ!!つか今起きた声色じゃねーし!!」
いつ起きたの?と聞けばシャワーの音で起きたそうな。キスをした時既に起きてたとはなかなか悪質だなぁ……仕返しに今度は唇にキスを落とすと、目線を泳がせたナマエがお腹すいたと漏らした。ああそうだったね、早く食べて出かけようか。
そんな僕は、今日もこんなにも幸せです。