(そんなこと、言われたことない...)
視力も悪く、ださいめがねをかけ、別に寮を誇りに思っていないわけではないがハッフルパフでその上成績もよいとはいえない。

リース・クラウンそのものが彼女のコンプレックスになっていた。
しかし、目の前の天才、いや、ジェームズ・ポッターはリースを認めた。フィオナもしてくれなかったことを。いつものふざけた調子ではなく真面目な顔をして。

「あなたが、はじめてだわ。そんなーーー嬉しいこと」
「そう?それは光栄なことですな!」

リースは目が少し潤むと共に目の前の男に惹かれだしたのだった。

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