クリスマス休暇



今度一緒に。としか書かれていないが誰からなのかすぐにわかった。

「リーマス」

嬉しさで、にまりと口が緩む。そうして思わず箱をギュッと抱きしめた。
またお茶会を開こうと言ってくれている。次はなんのお菓子を持っていこうか。
でもまずはこんなところ誰かに見られたら恥ずかしすぎるな、なんて幸福に酔っていると。ドアにトントン、とノック音。思わず目を見開いてドアを見つめる。

「ミア。メリークリスマス。授業の内容ですこし相談したいことがあるのですが」

返事がない私にまだ寝ていると思ったのか、ドアの向こうからは遠慮がちなミネルバの声。
噂をすればというか、ちょうどよすぎてあはは、と笑ってしまった。
いきなり返事もなく笑い声が聞こえて怖かった、と後でミネルバに言われてしまったけれど、仕方ないの、と返した。

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