きゃんでぃ


 




「マジン・ザ・ハンド!!」


マジン・ザ・ハンドの練習をしているのはなまえの幼なじみの立向居勇気。
今、学校破壊を続けるエイリア学園と戦う為、二人は陽花戸中から雷門に来たのだ。


「マジン・ザ・ハンド!…うわっ!!!」

「勇気!?」


円堂のアドバイスで木に縄でくくってあるタイヤで練習をする。そのタイヤが思いきり立向居の体にタイヤがぶつかり、立向居が倒れてしまった。


「いたた…」

「もう今日は止めよう?勇気の体がダメになっちゃうよ…」

「ありがとう、なまえ…でも、俺…む!?」


無理に起き上がり、特訓を続けようとする立向居の口の中に、なまえは人差し指でキャンディーを無理矢理突っ込んだ。


「疲れた時には甘いもの。
…そんなに特訓したいの?」


口の中のキャンディーを食べながら、立向居はなまえを見る。


「もちろん。円堂さんたちに迷惑はかけたくないし…」

「じゃあ勇気がキャンディー食べ終わったら私が練習相手になるから。
新しい必殺技を試してみる!」

「わかった」


甘酸っぱい恋のようなキャンディーを、立向居は口の中でゆっくり食べた。


(勇気早くしてってば、キャンディーくらい噛んじゃえ!)
(ちょ、喉詰まるから待っ…!)


End



mokuji / clegateau