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なんか集会終わりにマブと真一郎の話になる。

「……そういやよォ、なまえサンと真一郎君って結局どういうカンケーなんだ?」
「なんだよパーちん今更かよ、親友だろ?」
「確かによォ、あの二人っていつから一緒なんだ? オレが道場に通い出した頃からよくなまえさんのこと見かけてたしなァ」

三ツ谷とパーちんがなまえと知り合ったのは創立メンの中でも後の方。場地は佐野道場に通い出した頃からなまえのことを知ってる。

「オレがなまえに会ったの、すげえガキの頃だったんだよな。多分兄貴が中三くらいの時だったと思う」
「マジか、じゃあすげえ長い付き合いじゃん」
「いいよな、正直憧れるわ、ああいう関係。以心伝心っての?」

驚くパーちんと場地。あの人たち、何も言わないけどお互いのこと分かってるよな、と三ツ谷。

「まあ確かに、なまえは兄貴のことよく分かってると思うわ」
「マイキーの扱いも熟知してるしな」
「一言多いっつのケンチン」
「ああ〜確かに、なまえさんマイキーの扱い方すげえ上手いもんな」
「真一郎君から教えてもらったんだと」
「………」

なるほどなあ、と頷く三ツ谷と場地。何なんだよと若干不機嫌になるマイキー。

「………でもよ、親友にしちゃあ、なんか変な気がすんだよな」
「あ? どういう意味だよパーちん」
「いや、オレバカだからよく分かんねーけどよ……、親友ってコイビトみてえなことすんのか?」

眉を寄せるパーちん、無言になる一同。パーちんの一言で察するマイキーとドラケン。

「………あー、パーちん、言ってる意味が分かんねえ」
「いやオレも分かんねえよ! 分かんねえから聞いてんだって」
「親友なのにコイビトってどういうことだ? つーか男同士だろあの二人?」

混乱する三ツ谷、ますます混乱するパーちん。頭に?マークを浮かべる場地。そしてドラケンがぽつりと一言。

「…………いや、強ち間違いじゃねえかも」
「………親友以上なのは確かだな」

「親友以上?」マイキーの意味深な言葉にどういうことだよとなる三人。そしてマイキーによる更なる爆弾発言が炸裂する。

「だってちゅーしてたしな」
「……」
「…………エッ」
「は?」
「はあーーっ?!」

神社に場地のクソでかい声がこだましたのであった。


「ぶえっくし!」
「でけえクシャミだな」
「誰かが俺のこと噂してる…」

真一郎とバイクメンテ中に盛大なくしゃみをかますマブ。噂されています。