「もうっ遅いじゃないですか!」

「…なんで君が俺の家にいるの」

「ずっと待ってたんですよ、ベランダで」

「それ不法侵入だからね」

「待ちくたびれちゃいました!」

「本当に勘弁してよ。俺職業上警察呼べないんだから」

「きゃっ、やっと私の愛を受け入れてくれるんですね!?」

「呼ばないんじゃなくて呼べないって言ってるんだけど!?」

「大好きです」

「話を聞けよ!」

「怒った顔も素敵です愛してます!だから私の味噌汁を毎朝飲んで下さい!」


丁重にお断りします!!


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「大丈夫だ問題ない」

「問題しかないよ」

「だってほら、こんなにおいしそう」

「そうだね、ポッキーに罪はないよね」

「だからはい、あーんっ」

「(パクッ、ポキッ)」

「…っなんで噛み砕くんですか!?これじゃあポッキーゲームにならない!!!!」

「しなくていんだよ。なんで床叩きながら項垂れてんの」

「シャルさんがあまりにシャイすぎて」

「そんなに絶望するくらいだからもう俺に近寄らない方が君のためだよ」

「悶えてただけです」

「あぁ…そう」

「シャルさん!ポッキーゲームが嫌ならキスしましょう!」

「ポッキーゲームを断った理由を考えて!?」


どうやったらまともな会話ができるのか教えて


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「ふくらはぎ舐めてもいいですか」

「やめて」

「(3回回って)ワンッ。これでどうです!」

「いやだよ。むしろなんでそれで許されると思ったの」

「足がなめられないなら今からこの道を全力で駆け抜けながらシャルさんへの愛を叫びますよ!?」

「なにその脅迫!やめて!?」

「くそぉー!仕方ないからあそこでイチャついてるカップル殴ってくるかあ…」

「やめてあげろよ!」

「えぇ…じゃあ…もうこうなったら私達がリア充になるしかないですよね、シャルさん!」

「俺はいやだよ」

「愛を囁いた仲じゃないですか!」

「一方的にね!?」

「むしろ私たちってもうカップルなんじゃ…?やだ、リア充だから爆発しなきゃ!」


止めないから1人でさっさと爆発してよ

彼女は少し頭がおかしい

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