ひとに長生きしてねって言う割に


なんかよくひとに「長生きしてね」「長生きしようね」って伝えてしまうんだけど、言葉が宙に浮いてふわふわしてる感じがある。

なぜかと言うと、私自身が長生きに対してそんなに良いことと思えてない可能性があるのと、思っている以上に人の体は壊れやすいということをここ数年で実感したからかもしれない。

長生きって何なんだろうね。長く生きて世界を見ていたいという気持ちと、しんどいもう終わらせて欲しいなって気持ちとどっちもある。心が二つある〜。

生きることって必ずしも良いことではないかもしれないって日々を繰り返すうちにしっかりと実感し始めてしまって、私より大人の世代の人たちはそういうやるせなさを感じていながら私たちに見せないでいてくれたのかなって感じることが最近多い。

今大人になった私たちは次の世代にそういう姿を見せずにいられてない気がするな。どこかしこにも言葉が渦巻いていて、現実と向き合わされてしまう。そういう夢も希望もないと思い込んだ世界で生きていくのって大人でもしんどいから、幼い子から見たらこの世界はとんでもなく辛いもののように写っていたりするのかもしれない。

生きていくのは苦しいけど、大事だと思ってるひとにはやっぱり生きていて欲しいって思うし、できれば幸せに生きていて欲しいと思っちゃうね。幸せに生きてねって、こんなにも難しくて呪いになっちゃうような言葉を私たちは簡単に他人にぶつけてしまうね。

それでも私に出会ってくれた人みんな、なるべくたくさんの時間を暖かい場所で柔らかいものに包まれながら心地よく過ごしていて欲しいし、好きなものや好きなひとに囲まれて楽しく過ごしていて欲しいって願うよ。

そういうことを、私も誰かから思われていたりするのかな。


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