07

*基本会話文のみ



「サクサク行きましょう、7通目です」

「…まだ半分にもいかないのか」

「ですね。お次は…瑠璃様からですね!赤井さん宛で『赤井さんは恋人と毎日連絡とる派ですか?また、この暑い時期にニット帽…頭蒸れませんか?』と。…どうです?」

「連絡はこまめにとる方じゃないな」

「うん、私もそんな頻繁に連絡貰った記憶無いです」

「今現在名前の家に行くのかそれともホテルに泊まるかで連絡をするときはあるが…それ以外の連絡は殆ど無い」

「そしてほぼ電話ですよね。秀一さんからメールを貰ったことってあんまりないです」

「………声を聞くぐらい、いいだろう」

「え、それ期待していいんです?」

「好きにしろ」

「好きにします。正直私もあんまり頻繁に連絡取るタイプでもないし丁度いい感じではありますよね」

「確かに俺も仕事でこまめに取れる方じゃないから助かるのは事実だな」

「私の場合最初のころは連絡してもいいのかっていう葛藤があったんですけどね」

「初耳なんだが」

「言ってませんもん。いや、邪魔じゃないかなーとか考えちゃうじゃないですか」

「ホー…」

「今は慣れたっていうかなんかもういいかなって…。よくよく考えたらそんなことで人の好き嫌い決めるような人じゃないなって思って連絡してますね。たまにですけど」

「でも、今でも名前から連絡が来ることは少ないな」

「自分ではしてるつもりなんですけどね」

「そうか?」

「です」

「……じゃあ、そういうことにしておくか」

「ふふっ。じゃあ次のニット帽蒸れませんかーってやつですね」

「あまり気にしたことはない」

「でしょうね。あ、でも夏の暑い日はしてないですよね」

「ニット帽は冬物だろう。サマーニットとかいうのもあるみたいだが…」

「アレはちょっと見てる方が暑いです」

「だろうな」

「でも秀一さん、がっつり薄着にはなりませんよね?」

「別に暑がりじゃないからなる必要がないんだ。だからと言って寒がりというわけでもないが…」

「寒がりならもうちょっと着込みますよねぇ…。むしろ私の方が着込んでてモコモコしてますよ」

「そういえば冬はやけに着込んでたな」

「寒がりなんですよ。あ、でも夏ぐらいに秀一さん髪伸びてきたときに鬱陶しそうにしてましたよね?」

「伸びてしまえばいいんだが首元に髪が当たると鬱陶しいんだ」

「あー…言いますね。秀一さん髪サラサラだからまだいい方だと思いますけど」

「そうか?あまり気にしたことはないんだが」

「憎たらしいぐらいに。でも男の人ってあんまり帽子被ったりしてると蒸れて頭皮によくないって聞いたことあります」

「今のところ心配は無いと思いたいな」

「秀一さんのお父さんがどうだったか会ったことないので何とも言えないですけど…」

「知りたいか?」

「うーん、機会があれば、ですかね?やっぱり秀一さんのお父さんですし」

「そのうち、な。全部終わったら、報告に行こう」

「ふふ、楽しみにしてますね。ではでは瑠璃様、質問有難うございました!」
 

2015.12.13