20

*基本会話文のみ



「残り三通になりました、20通目です。メイビス様からですね」

「名前宛だな」

「えっと、『主人公さんが赤井さんの次に好きなキャラをベスト3で教えてください!』とのことですね」

「俺の次なのか」

「私の中で秀一さんはぶっちぎりですから。えっと、とりあえず1人目は沖矢さんですね。中身赤井さんですし」

「…そういう問題か?」

「そういう問題ですよ。や、見た目も好きですけどね?紳士的なところとか」

「ホー…」

「もし本物の沖矢さんとか現れたらグラッとはしちゃうかも」

「それは、聞き捨てならんな」

「大丈夫ですよ。秀一さんがいる限りグラッとすることはあっても絶対に浮気しませんから」

「そうか…。まぁ、現れることもないだろうが」

「アレ完全に有希子さんの趣味ですもんね。二番目…誰かなー…」

「男女のくくりは無いと思うぞ」

「あ、そうですよね。じゃあ真純。一緒にいて安心します。あと、多分真純が男だったら私本気でグラッときてたと思う」

「……今、アイツが妹で心底よかったと思った」

「大丈夫ですよ、秀吉さんにグラッときたことはないんで」

「アイツは、俺とタイプが全然違うからな」

「真純も結構違うとは思いますけどね。それに真純はやっぱり女の子の中で多分一番仲良いですし」

「確かに、アイツが日本に来てからはべったりだな」

「一時期校内でできてるんじゃないかって噂あったみたいですけどね」

「……アイツとか?」

「えぇ。真純って結構スキンシップ激しいし、私も慣れてるから普通にそれに返しちゃいますし。私と真純の間ではあくまで信愛っていうか、そういうのなんですけど…」

「真純が、女でよかったな」

「男だったら許してませんよ。女同士ならではですよね」

「まぁ、それもそうか」

「次三番目はー…うーん、やっぱりメアリーさんかな」

「見事に俺の周りの人間で埋まったな」

「遺伝子ごと愛してるんですかね。メアリーさんはやっぱりお母さんって感じがするからかなぁ…」

「一応母親ではあるからな」

「ですよね。あ、でもメアリーさんがお風呂入ってる時に扉開けちゃって隠すわけでもなくメアリーさんにこっち見られながらボソッとバカモンって言われたいですね」

「何だその細かすぎるシチュエーションは」

「いや、ほら…恥ずかしがるわけでもなく言われてみたくないですか?」

「……母親、だしな、」

「あ、そっか。なんかこうお母さんって感じはするんだけどしないっていうか…。お母さんなんだけどときどき秀一さんのお母さんってこと忘れちゃうんですよね」

「小さいからな」

「それなんですよねぇ…。いや、可愛いですけど」

「可愛い、か?」

「クールビューティーたまらないです。秀吉さんとも悩んだんですけどね」

「見た目もアイツは父親に似てるからな…」

「たまに相談とかはしてますけどね。秀吉さんには」

「……待て、家に行ってるのか?」

「まぁ、たまにですけど」

「アイツに相談するなら、俺にしておけ」

「(相談内容が秀一さんのことだなんて言えない)」

「というか、アイツには彼女いたんじゃなかったか?」

「あぁ、由美さんですよね?大丈夫です、由美さん私に恋人いるの知ってるんで。恋人の年齢と秀吉さんの年齢が近いからってことになってます」

「兄弟とは言ってないのか、」

「ほら、私一応未成年なんで…。秀吉さんのお兄さんと付き合ってるとか言いにくいじゃないですか…」

「あぁ…確かにな…」

「さすがに秀一さんのこと犯罪者にしたくないんで。好きな人たちはこんな感じですね。ではメイビス様、ご質問有難う御座いました!」
 

2016.02.02