21
*基本会話文のみ
「21通目になりました。灰音様から私と秀一さん両方に質問ですね」
「『2人に質問です!夢主ちゃんは赤井さんの、赤井さんは夢主ちゃんの長所短所を教えてください!』、とのことだ」
「長所と短所ねぇ…」
「短所は無茶をすること、だな」
「同じ言葉を返したいですね」
「一人で抱え込んで、無茶をすることだけはやめてもらいたいんだがな…」
「善処はします」
「出来れば、怪我をしないでくれ。俺が貰うつもりだが、護れなかったみたいで見たくないんだ」
「秀一さんも、男の人だからっていう理由をつけて傷だらけになってるような気がするので可能な限りは無傷で帰ってきてほしいですね」
「似た者同士、だな」
「いいんじゃないですか?お互いのことが分かりやすくて」
「そうだな。名前が何かしそうなときは、大体わかる」
「私も、秀一さんが何かしようとしてるときは気付きやすいですよ」
「お互い、治りそうにないな」
「ですね。とりあえず、お互い怪我をしないようだけはしましょうか」
「あぁ。長所は…名前は、いつも笑ってるな。よくそんなに笑えるものだと思うが」
「笑ってたら、なんとかなりそうじゃないですか?」
「そういうものか?」
「そうですよ。笑う門には福来りって言うでしょう?秀一さんがあんまり笑わないから、私がいっぱい笑うんです」
「そうだな…。名前は、笑っててくれ」
「泣き顔、弱いですもんね?」
「うるさい」
「ふふっ。秀一さんはさりげない優しさが多いですよね」
「そうか?」
「はい。私が泣きそうなときとか、泣く前に、手を差し出してくれますよ」
「…泣かれたく、ないからな」
「でも、嬉しいです。秀一さんが、私のことちゃんと見てくれてるってことでしょう?」
「嫌って言われても、逃がすつもりはないからな」
「私も、絶対離すつもりないですよ」
「依存、してるな。お互いに」
「執着、かもですよ?どっちにしろ、綺麗な感情じゃないですけどね」
「そんなもの、とうに無いさ」
「なんかヤンデレっぽいですね。ではでは灰音様、ご質問有難う御座いました!」
2016.02.03