イーストブルー編






グランドラインのある島。
この島の人びとは皆明るく、自信と力に満ち溢れ、まるで島全体が《黄金》に光輝いているように見えるのだと旅人は言う。


“国民達の力の源は何だ?”


疑問に思った旅人はそう問いをこぼした。


“皆の憧れ、王家に代々伝えられ続けている彼らの《黄金の精神》さ。”
“《黄金の精神》…?”
“ああ、「正義」の輝きの中にあるという精神だ。口で説明するには難しい。だがな、見えるんだよ。”
“見える…?”
“そう。彼らの示したその精神は、人びとに伝えられなくとも自然と染み渡り国中に広がっている。中には国を出た王家の人間も居るが、きっと彼らのその輝きも、周囲の人間に移り広がっていくだろうよ。

だからこの国はまるで《黄金》に光輝いて見えるのさ。”


《黄金の精神》を持つ
星の一族、ジョースター家。
彼らの納める 黄金の国の名は、
《スターランド王国》。


そんな国の国民達には、時折不思議な力が目覚める者が居るという。
悪魔の実の力ではないが、人の力とはあまりに言いがたいその能力を持った人間達は自分達の事を《スタンド使い》と名乗る。


この国から遠く離れた東の海、イーストブルーを旅する彼女もまた、《スタンド使い》と言われる者なのである。




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