生駒さん


生駒さん
「お前のおっぱいと話したい事があるんやけど」
「聞きたくない」
「俺のストロングちんちんマグナムとお友達になってくれるか聞いてくれへん?」
「……一応聞くけどお友達って何?」
「あれやな、間に挟んで仲良ししてくれんかなって」
「は?」
「要はパ「死ね!」





※生駒さんの生駒さんについては某様の素敵表現を使わせて頂いております。台詞だけよりやっぱり無駄に長くて萌えられない。説明文多くてエロく無い。




恋人との甘いひととき、と言えればどんなに良いことか。彼はいつも強引で、言い出すことは大抵おかしい。今日もいつも通り彼の部屋に呼ばれたかと思えば、抱き寄せられて胸元に顔を埋められた。身体は少々無理な体勢で抱き締められ、彼の逞しい大腿部が足の間に入り込み私の体重を支えている。つまり、抱っこされて片膝の上に載せられている状態。何度か股座が太腿に押し付けるようにされているのは、きっと気のせいではない。
今日は一段とまた碌でもない行為に発展するに違いない、経験的に悟って身体を少しでも離そうとするものの、力の差は歴然。胸の間にある頭を睨んでは見たが視線に気が付かないのか一向に目が合う気配はない。晒された額に、視線が物理的に刺されば良いのに。


「最近はおっぱいとお話しするのが流行ってるらしいなぁ」


そう口にしながら、じっと私の胸を見ている。
どこで流行っているのか、はたまた誰が流行らせたのか定かではない情報。少なくとも私は聞いたことがない。いつもの事だが、至極真面目な表情で真剣に阿呆な事を平気で言ってくる恋人に、頭が痛くなった。きっとこの話を続けていけばもっと頭が痛くなる事態に、そして最悪の行為に、と思いツッコミを入れようかと口を開きかけた矢先、


「お前のおっぱいに聞きたいことあってん」


ぐに、生駒さんの手が私の左胸を掴む。その奥の心臓ごと掴むかの様に。いきなりの動作に思わず身体を引こうとするが、左腕が腰に絡み付いているのでそれも叶わず。


「俺のストロングちんちんマグナムとお友達になってくれへんかなって」


ぐにぐにと形を確かめる様に動かされる掌。性的な愛撫というよりは、これやったら余裕やなぁとでも聞こえてきそうな、品定めのためのもの。


「……い、一応聞くけどお友達って、何?」


頼むから思っている事態とは別の事であってくれ、と願ってはみるものの、彼独自のセンスで呼称されるそれは、その名に相応しい彼の逸物の事だ。表現がぼやけていても、それはきっと胸で彼の物をどうにかしろという事だ。


「あれやな、間に挟んで仲良ししてくれんかなって」


やっぱり!間に挟むってまさかまさか、AVとかでよく見るっていうアレ、


「要はまぁ、パイズリしてくれんかなって」


死ね!と口に出して罵ってやろうとしたが腰に回った腕が尻を寄せる様に距離を縮められて、身体が硬直した。若干湿り気を帯びて来ている股の間に、興奮しきっているらしい逸物を擦り付けられているのが分かり、否が応でも存在を認識させられる。溢れた短い悲鳴が甘さを帯びているのを確認されたあと、腰はしっかりと支えられたまま、器用に片手だけで服がたくし上げられ始めた。


***


「めっちゃええ眺めや」


胸を露出させられた後、散々に弱い頂を責められてこちらが抵抗できなくなった事をいいことに。おっぱいは仲良うしてくれるって言うてるで、なんて胸の間から話をされる。逆らえる筈もなく、行為を了承させられてしまった。
何故か生駒さんも上着を脱いでその逞しい大胸筋や、腹筋が晒されていた。お前だけおっぱい晒すん不公平やろ、いやいや、公平にするところが違う。

上半身裸でまるで王者の如く腰掛ける生駒さんと、床に座らされて思うがままに蹂躙されるしかない私。鍛え上げられた身体と猛りきった逸物を晒して見下ろしてくる。
明るい所ではっきりと見る事はあまり無かったが、いつ見ても大きいというか、男の象徴として相応しい姿をしている。他の人と比べた事は無いから私の主観だけれど。既に溢れているらしい先走りからは、いやらしい匂いがする。

早くしろと急かしているかの様な視線に従って、渋々胸を寄せて間に挟む。流石に全てが胸の間に挟まる筈もなく、胸の間から顔を出す亀頭。顔の近くに寄せられると、尚更匂いや形を意識してしまう。胸の間でビクビクと震えていて、それ自体が生き物のようだ。

挟んでみたは良いものの、この後にどうすれば良いのかは全くわからない。生駒さんと目線を合わせるのも躊躇われて、胸の間に視線を彷徨わせる。こちらと見つめ合うのもどうかとは思ったが、こんな状態で向き合うのもきっとどうかしている。

じわじわと溢れ出てくる先走りの露。とりあえず、鈴口にちゅっと音を立ててキスを落とす。そのまま舌をゆっくり這わせる。数回しかした事が無いが、口淫を強請られた時に仕込まれた動作だ。きちんとご挨拶せな、と逸物を擦り付けられた時に覚えさせられた彼好みのご挨拶。
頭上から、生駒さんの押し殺した喘ぎが一瞬漏れて、私の下半身にも熱が集まるのが分かった。
唇を離して、一息おく。先程の反応からして、どうやらこれは間違ってはいないらしい。そのまま口淫を続けてみようか、もう一度舌を這わせようとした途端、強引に顎を持ち上げられた。視線の先には、珍しく余裕の無さそうな、息が荒い雄の顔。


「あかん、」


そこまでせぇて言うてへんのに、お前からそんなんされたらヤバいわ。
口の端から溢れた唾液を、親指が拭う。そのまま唇を撫でるように動かされて、めっちゃエロい顔、だなんて告げられる。生駒さんの方がよっぽどエロい顔してる癖に。


「正直、パイズリだけで良かってんけど」


挟んでこう上下に動かしたり抱えてギュって締めるみたいにして貰ったらそれで、そういうビジュアルが見れたらそれで、と続けられて顔に熱が集まる。
あんなに恥ずかしいこと、しなくても良かったのという怒りが湧いてきてしまい、膝立ちになって生駒さんの胸倉を掴む勢いで身体を寄せる。


「それで良かったならちゃんと指示してよ!分かるわけないじゃん!」


やったことないのに!
私は生駒さんが初めての人だったのだから、生駒さんに教えて貰わないと分かるはずないのに、そんな男女のアレコレについてなんかは!
口には出さないけれど、視線に有りっ丈の文句を衝動的に詰め込む。


「そんな涙目のエロい顔で見られたらあかんわ」


挟んでもらった時点で限界突破やったわ、なんも考えられへんかった。
パイズリってホンマ、ヴィジュアルヤバない?
おっぱいとお友達して貰うのヤバイわー。

次々と語られる彼の言葉に、素直に頷く気にはなれない。生駒さんって本当にばか、本当にムードを壊す事に長けている男!もう目的は果たしたんだから良いでしょう、解放してよ。
頭ではそう思っているものの、身体はすっかり
その先の行為を受け入れられる様に準備が出来ている。


「またして欲しい、いやして貰うけど今日は限界や、ヤバい」


ホンマにかわええ、と鼓膜を震わせた低い声に身体が震える。どんなに阿呆な事を言っていても、この人は私にとって逆らえない最高の雄だ。
生駒さんのばか、恥ずかしかった、頼まれてももうしないから、言いたいことは本当にたくさんあったのだけれども。下半身を這い始めた指に気を取られて、甘い声で、しね、と一言発するのが限界だった。




※生駒さんずっとギンギンなので一発どっかで抜かせておけば良かったかなぁと思いましたまる

- 1 -

*前次#


ページ:



ALICE+