添い寝券 後編
※R-18(閲覧は自己責任でお願いします)
デミウルゴスは失礼します、と小さくつ呟きfirst nameに口付けた。
目を閉じたまま唇と舌の感触を、余すところなく貪る。逃げようとするfirst nameの舌を肉厚なデミウルゴスの舌が捕らえる。何度も何度も捕らえ絡め、first nameから熱っぽい吐息が吐き出されて漸くデミウルゴスは唇を離した。
呼吸ができなかったのか、頬を赤く染め荒く呼吸を整えようとする愛おしい姿に、デミウルゴスはさらに鼓動が早まるのを感じた。
同時に、先ほどの情けない姿から名誉を回復するため、第一にfirst name様の快楽を優先することを再度頭にたたきいれる。
「お綺麗です…、絹のような肌も、深淵を見通す緋色の瞳も…」
「デミウルゴス、」
「貴女様に夢中なのです…。たとえ一時の情けであっても、どうか…、私の愛をお受け取りください」
再びデミウルゴスはfirst nameに口付ける。
デミウルゴスの口付けは悪魔に相応しくとても気持ちよくて、霞がかった靄がfirst nameの頭を覆い他の行為への注意を散漫にさせた。
デミウルゴスは器用に夜着のボタンを外し、first nameの服をはぎ取っていく。手袋を外したデミウルゴスの手がfirst nameの乳房を優しく覆い包んだ。
「…んっ」
「如何ですか…?、ご不快でしたら、すぐに仰ってください」
優しく円を描くようにデミウルゴスの手が乳房を揉む。同時に首筋に何度もキスを落とされ、一方の快楽に集中させてくれない。
時折わざと敏感な乳首を掠め、息を詰めた様子を見ては「可愛いです」と耳元で囁いた。
「…っ、…はぁ…ぁ」
「first name様…ちゅ……ご満足、頂けておりますか…?」
「んっ…ぁ…ん」
「ああ、愛しております…っ」
唐突にデミウルゴスは焦らしように避けていた乳頭をグリグリと親指で押しつぶした。
突然の刺激に漏らした甘い声をよそに、もう片方の乳頭を口に含み下で弄る。吸って、甘噛みして、弄って、反応するようにfirst nameの尾がシーツの上を悶え動く。
「やっ、あん…っ、ぁ、ぁ!」
「ちゅぱ、ちゅ…、じゅる……はぁ、first nameさま…」
デミウルゴスの肩に添えられたfirst nameの手が力なく震え、それを愛しそうに彼は撫でた。
本気になればデミウルゴスの方などへし折られるはず。そうでないということは、first name様にご満足頂いている何よりの証拠である。
既にガチガチに勃起した自身のペニスで愛おしいこの方を貫き、今より一層悶え、喘がせたい。悪魔としてそして男としての欲望をデミウルゴスは厳しく律した。
空いた右手をfirst name様の下着の辺りへと滑らせる。すると、己が浅ましくも吐き散らした精子の粘着質な感触が手に伝わった。
「ああ…、お許しください…っ、私の、愚かな自制のなさで、このように汚してしまった…」
「…はぁ、はぁ…っ、デミウルゴス…、そんなこと」
「いいえ、1人で達するなど…、ですが今からは、悪魔の矜持にかけ最高の快楽を捧げさせて頂きます」
下着の上からfirst nameの敏感な部分がそっと撫でられる。
ビクリと反応したことをデミウルゴスは確認すると、一気に下着を下させた。先ほど吐き出したデミウルゴスの精子だけではなく、確かにfirst nameの愛液が溢れていることを見て、デミウルゴスは胸を撫で下ろす。
そしてfirst nameの耳元で吐息交じりに「私の愛撫で感じてくださったのですね」と囁いた。
「…、恥ずかしいからっ…ん…っ、あっ」
「いえ、いえ、何も恥ずかしくなどございません…。どうぞ身を委ねて。貴女を導く快楽は全て私の仕業。ご安心ください」
「それ、でも…、ん、ぁ、ぁ、あっ!」
入り口の敏感な突起を弄っていたデミウルゴスの指が、突如体内に押し込まれた。
体内にデミウルゴスの、愛する悪魔の指を迎え入れた感覚に、first nameは涙を潤ませ身もだえた。
いっぱいいっぱいのfirst nameを他所に、デミウルゴスの指は容赦なくfirst nameの弱い部分を探ろうと体内を探る。入り口から順番に円を描いて隙間なく膣内が暴かれる。途中何度も弱い部分を通っても飽き足らず全体を弄られる。
「ああっ、ぁっ…だめ、や…っ、ぁぁ」
「ココ、と…ココ、ですね?沢山触りましょう、たっぷり快楽を味わってください」
「…あん!、…ふゎっ、あ…んっ、あん…あぁ!」
暴ききった弱い部分を執着に弄られ、その攻めに合わせて耳を甘噛みされる。お腹の奥がキュンと反応し、デミウルゴスの指をぎゅうぎゅうと締め付けているのが自分でも良く分かった。
声は上ずり、自分の意思とは離れてしまったように、デミウルゴスの指の動きに合わせて甲高く甘い声が溢れる。
もう助けてほしくて、懇願するようにデミウルゴスを見つめると、彼は得心したように微笑み深く頷いた。
「少し快楽の刺激を強めますので、どうぞイってください」
「ヤっ、ああ、むり…っああ!ダっ、あんっ、ああっ!、ゃ、イ、っんん!!」
「可愛いですっ…はぁ…、」
「ああ、ァっ!…っあああ!!」
ビクンと衝撃が脳まで駆け抜け、first nameの全身から力が抜けた。甘い痺れが抜けきらず、衣擦れにも反応してしまう。
きゅうきゅうと体内で締め付けていたデミウルゴスの指が、弛緩されたのを見計らいズルリと体内から引き抜かれた。first nameの愛液でぐちゃぐちゃになった指をうっとりと眺めたデミウルゴスは、迷いなくその長い舌で愛液を舐めとった。
「なっ…そんな…きれいじゃないから、やめて」
「まさか、この上なく神聖で…欲望を申し上げれば、直に舐めとりたく思っているほどです…ご不快でしたか…?」
「……、直は、やめて…」
「お心のままに」
ニコニコとデミウルゴスはfirst nameのことを見つめ、髪を撫でる。
絶頂後の痺れが漸く収まっても続きをしようとはしない。だが、チラリと確認すると、彼の中心は依然立ち上がったままで、興奮のせいか透明な先走りが先端をテカらせている。
「どうか、なされましたか?」
「え、え、ああ、その、」
「私は先ほどご慈悲を頂き、射精致しましたので。first name様のご負担をお掛けする必要はございません」
「……、ねえ、デミウルゴス。そうじゃなくて、」
もしかして私はデミウルゴスに焦らされているのだろうか?いや、彼がそういった行動をするはずがないほど高い忠誠心を持っているのは知っている。でも、でも。
「私は…、私が欲しいからと命じるなんて、嫌よ…、デミウルゴス、貴方に欲しいと思われて、そういう、のは、その…してほしい…なんて」
語尾に行くにつれて言葉は小さくなっていったが、この悪魔が聞き逃すはずがない。
まるで愛しの女性が、自分を愛していると言ったかのような告白に、感情を御しきれず尾がピンと立ち上がった。
恥じらう姿が愛おしい、自身の手で悶え絶頂を迎えた彼女が愛おしい、早く、早く、早く、彼女を自分のものにしたい。貫いて、子種を吐き出し、奥まで流し込み、自分だけのものにしたい。
「そんな風に仰って…、もう、これ以上歯止めが効きません…、」
「ちょうだい、デミウルゴス」
「っ、お許しをっ!」
ゴムを付けるなど、理性は残っていなかった。
だらしなく涎を垂らしていたペニスを擦り付け、愛液を纏わせると、先端をその口にねじ込んだ。指とは比べ物にならない太さと質量に体内はまたもやぎゅうぎゅうとそれを絞ろうとする。
先ほど見つけたfirst nameの敏感な場所を目指し先端を進める。温かいヒダがデミウルゴスの肉棒を締め付けるたび、すぐにでも吐精したくなるのを、奥歯をかみしめ堪える。
「あぁ…っ///、入って、ん//…くる…っ」
「はっ…く…っぅ、痛くは…っないですか?」
「ん、大丈夫…、だからっ、あっ、あん//」
コツンと最奥に当たり、そのやや上、先ほど見つけた弱い場所をグリグリと先端で刺激する。
背中を反らせて快楽を逃がそうとするfirst nameを容赦なく押さえつけ、刺激を反らさないように固定する。
「やっ///、ああっ、あっ」
「一度ッ…イかれますか…っ?」
「私はっ、いいからッ…デミっ…気持ちよく、なって//?」
「first name様…っ、first name様…っ!!」
激しいピストン動作が始まった。何度も何度も弱い部分は刺激され、反射的に逃げようとする腰は押さえつけられる。
ガツガツと突かれるがままに、膣内はその肉棒を締め付け、快楽にうめきながらもデミウルゴスはその動作を緩めない。
「はっ、はっ、…ぐっ、ああっ、そんな、にっ…締め付け…くぅ」
「あんっ、だめ///…そこっ、あん!ぁぁっ、やっ///、あん!///」
「こちらが…っ、よろしいの、ですねっ?、ぁぁ…、締め付けがッ…」
はぁ、はぁ、と獣じみた呼吸が抑えられない。いつもの理性的なデミウルゴスの顔はそこには無く、あるのは欲望にまみれた悪魔と男の顔だ。
ぎゅうぎゅうと締め付ける体内に耐え切れないのか、眉を寄せ腹筋はピクピクと痙攣をしている。
「もう…っ、我慢できません…っ、first name様…どうか、中にっ」
「欲しいっ、デミウルゴスっ…ああっ、あん、ちょう、だいっ、んん///」
「あっ、はぁっ、はぁぁッ!、出ますっ…、でる、あっ、…っく、…ああっ!!」
「あんっ、きゃっ…ああっ、ああっ!!」
ビクリとデミウルゴスの腰が痙攣すると、ドクドクと生暖かい液体が体内に流れ込んだ。
痙攣に合わせ、腰が奥へ奥へと進み、さらにそれを搾り取るようにfirst nameの膣がぎゅうぎゅうと締め付ける。
デミウルゴスの尾が器用にfirst nameの足に巻き付き、結合部分を固定する。射精に合わせて耳元で時折呻くように息を詰め、全てを出し終わるとデミウルゴスは詰めていた行きを深く吐いた。
「first name様…、ご無体を働きました…」
身体を貫いていた楔がズルリと身体から引き抜かれる。
first nameの愛液と、デミウルゴスの精液が混ざった白濁の液体がドロリと漏れた。それを感じ取り頬を染めたfirst nameを視界から外し、どうにかもう一度立ち上がろうとする自身の欲望を押さえつける。
「舞い上がって、おりました…、first name様が、私を愛してくださっているのでは、と」
「デミウルゴス…」
「例えお戯れであっても、私にとってはっ…この上なく幸せなっ」
「デミウルゴス」
first nameはデミウルゴスの両頬を両手で捉えた。まっすぐこちらを見据えさせる。
「私も貴方を愛していますよ。初めてを捧げるほど、ね」
「え、あ、え、それは」
「ねえ、これ以上私に…、言わせないでよ」
しゅんと下をむきかけたfirst nameにはっとし、デミウルゴスは即座にfirst nameの手を取った。
「first name様、愛しております。お慕いしております。どうか、私の心をお受け取りください」
「ええ、ええ、」
「そしてっ…、貴女様の御心を、私のものにさせて下さい」
ギュっと握られた手に力が込められる。
真剣な眼差しに、first nameは擽ったそうに微笑み返した。
「私の心は貴方のものよ」
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