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24歳、社会人2年目。
仕事にも慣れてきて、ある程度の事が出来るようになってきた時期。
頑張りを認められ、いつも仕事を教えてくれる上司から新しい仕事を任された。
今日は残業もなく、新しく発売していた好きな漫画を手に入れて、給料日だったのでコンビニでご褒美のアイスクリームも買った自宅への帰り道はスキップできるくらい足取りが軽かった。
アイスクリームを買ってコンビニを出て、あと少しで帰宅できる道の曲がり角で人にぶつかった。
すみません、と相手の人に声をかけようとしたのだけれど、なぜか声にならなくて。
あれ?と思った時に相手がもっている銀色に鈍く光っている物が見えた。
それには赤い血のような液体がべっとりついていた。
その瞬間腹部が酷く痛くなった。
あ、私は刺されたんだと認識したときにはもう目の前が真っ暗になって私の人生は終わった。
ーーー
次に私が目を覚ました時には視界一面が真っ白で、天国かな、って一瞬思った。
でも、なんだか息苦しくて、全然呼吸が出来なくて本当に死にそうだと思ったらなんだか泣けてきて大声で泣いた。
泣いて泣いて泣きまくっているうちに徐々にちゃんと呼吸できるようになって落ち着いてきた。
やっと回りが見れるようになって気が付いたのだけれども、どうやら私は病院にいるらしい。
さっきまでは息苦しすぎて考えている余裕なんてなかった。
分かったことを纏めて状況をしっかり整理してみよう。
1.私は病院にいる。
2.私を見た人がみんな「おめでとう」と言う。
3.私は一人の女の人の顔を見せられている。
4.その女の人はひどく疲れているが笑顔で私を見ている。
5.私の手はムチムチしていてまるで赤ん坊のようだ。
うん。
これはあれか、私は今生まれたんじゃないだろうか。
という結論に至った。
私はどうやら前世の記憶を残したまま転生したらしい。
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