▼私が術後補助化学療法をする理由
術後補助化学療法＝抗がん剤による再発予防
を行うかどうか、患者は自分で決めることができます。
抗がん剤は、癌細胞に効果的なお薬ですが、
正常な細胞にも影響します。
そのため、強い副作用が出る場合もあるので、抗がん剤を使わない選択をする人もおられます。
正直、私もちょっと悩みました。
副作用が出るか出ないかは飲んでみないとわからないし、副作用が出たら、仕事に影響があるんじゃないか？
とか、逆に身体に悪いんじゃ？とか。
でも、副作用がキツいなら中止してもかまわないとのことで、それなら大丈夫かなと思いました。
抗がん剤の害について本やWebサイトで見ることもあって、それが一番気になりました。
でも、もしも癌が再発したら…
抗がん剤を飲まない場合には、とても後悔すると思います。
あの時、お医者さんが勧める通り抗がん剤を飲んでおけば、再発しなかったんじゃないか？
なんて悶々としている自分が目に浮かびました。
抗がん剤を使用していても、再発する時はするんだと思っています。
でも、抗がん剤を飲んでいたなら
「やれることはやったのだから仕方ない」
と思えるから。
やらないでする後悔はイヤです。
それに、ゼローダは抗がん剤の中では弱いものなので、害よりも効果の方が高いだろうとも思いました。
以上が、私が抗がん剤を飲むことをきめた理由です。
▼術後補助化学療法にかかった費用
私が受けた術後補助化学療法は［ゼローダ］の8コースといわれるもので、
抗がん剤を２週間毎日朝晩6錠ずつ飲み続けたら1週間休薬する、を６ヶ月行います。
ゼローダは2週間分で約21500円
処方される時には血液検査をするのでそちらに約3500円
これが１ヶ月分なので半年分で約150000円くらい必要になりますが、
半年間と長丁場なので途中で副作用を抑えるためのお薬が必要になったり、または中断する場合もあるので、総額いくら必要かは状況によって違います。
詳しくは医療費の詳細と合計をご覧下さい。
▼抗がん剤開始からの体調変化などの記録
［初日〜］
抗がん剤を処方された日の夕食後から開始。
「首を絞められたような感覚」ときいていたので、少し緊張しながら飲む。
が、息苦しいような感覚は特になかった。
翌朝以降も吐き気や下痢、発熱などの体調変化はなし。
これだと大丈夫そうです。
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