腸閉塞がとりあえず治り、病院がお正月休みで検査結果が出るまで何もできないので、一旦退院することになりました。
消化器内科から食事についての注意は特になくて、とにかく腸閉塞をおこさないようしっかりお薬（酸化マグネシウム＝カマ）を飲むようにだけ言われ、2015年1月3日に退院しました。
約1週間後に内科の外来予約日まで、家でゆっくりできました。
食事も普通に、お正月なのでうま煮とか、本当に好きなものを食べてました。
腸には食物繊維が良いだろうと勘違いしていたので、ゴボウとかリンゴ、野菜を多めに、お肉類はなんとなく恐くてあまり食べられませんでしたね。
その間、お通じの方は、最初はカマの影響で頻回、下痢に近くなったので一度だけお薬を減らしました。
そしたら、一日おきの状態になってしまって…
たぶん食物繊維の摂りすぎですね（汗）
それと、この間、膀胱炎のようになりました。
頻尿と残尿感が凄くて。
暖かい地域にお住まいの方には関係ないかもしれませんが、冬の北海道でトイレ通いのため、冷えが原因だと思います。
おなかにカイロを貼ったらすぐに治まりました。
癌に冷えは良くないので、冬は北海道以外でもカイロは良いかもです、なるべく身体を温めた方が良いらしいので。
▼内科外来受診 絶食スタート
そんな感じで外来受診日を迎えました。
診察ではお通じの状況をまず聞かれ、毎日は出ていないことを伝えると
「やわらかいものだけ食べててほしかったんだよね」
って…
それなら最初からそう言ってほしかった（汗）
その日のCTで、少し便がたまっていたようです。
癌が見つかってから手術まで間が空くようなら、お粥やプリン、ヨーグルトなど本当に消化の良いものだけを食べるのが無難ですよ！
その方が、前日から始まる手術の準備がおそらく楽になりますから。
内科では、手術前にしなければならない検査をすべて終わらせてから、外科へと紹介されます。
そしてこの日から絶食を言い渡されました。
「エンシュア」という1缶250キロカロリーの栄養剤を一日に4本プラス好きな飲み物を無制限。
牛乳ベースでコーヒー、イチゴ、バニラ
などの味があって、モーレツに甘く濃度が濃い飲み物です。
本当に超絶激甘な感じなのですが、何日も食事ができない身には、そのくらいの甘さと濃度がある方が、少しでも満足感があります。
手術前日には違う栄養剤を飲むのですが、それと比べるとはるかに美味しく飲めますよ。
これ1本で1食分の栄養が摂れるようになっています。
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