SSS

ぱっと思いついたことを投げるごみ箱。小ネタとかtitleとかを無造作に放置しております。別ジャンルやr15、NLからBLまで節操なしに置いているので苦手な方は自衛してください。

title

ここのところ息も吸えなくて
ありったけの嗚咽
1オクターブに騙されてあげる
この泪を水槽に溜めて、あなたの前で溺れてみたい
骨の髄までしゃぶってみせて
その涙の訳を教えてください
お伽噺のように上手くはいかない
ふたつの腕で足りるのかい?
みっつかぞえて暗転
淋しがりやのキミとボク
真っ赤なきみが金魚みたいだったので
キャッチコピーは「飽きっぽい心臓」
2023/09/27

dcで復讐ネタ

──申し訳ありませんでした
下げた頭に一体、どれほどの価値があるというのか。
──これは我々のお悔やみの気持ちです
積み重ねた札束が、失った時間の代わりだとでも?
──お引き取りください
──ですが⋯
こんな身勝手な自己満足の押し付けで、どうしてわたしに笑えというのか。どこまでも傲慢な連中だ。どこまでわたしを馬鹿にする?一体、いつまでこの腐った連中のくだらない茶番劇に付き合わなければならないのだろうか。
唯一の肉親も、友人も、家も、日常も、平穏も、名声も、理想も、夢も、希望も、笑顔も、涙も、なにもかも。
──あなた方から頂くものは何もありません
全てを失ったわたしから、どうして憎しみまでも奪っていけるのか。

父は気弱で物腰の低い善人。眉を垂れて笑う人。父子家庭。母は不倫。父親が冤罪で捕まり世間からの中傷に耐えきれず自殺。犯人は未成年。父は名前がでたのに未成年は守られる。騒ぎ立てた報道、ろくな捜査もしなかった警察、犯罪者を守る法律。すべてを恨んで復讐者と成った少女と江戸川さんの中編(を書きたい)
2023/09/14

ラス/為ネタ

広々とした一室に置かれた寝台に、幼い少女が眠っていた。純白のシーツに青褐色の長い髪を散りばめ、薄い瞼を閉じる少女の顔色はシーツよりも白い。
ノックの後、静かに入室した侍女はナイトテーブルに持っていた水桶を慎重に置くと、窓際へと歩み寄った。カーテンを開けば、真上に登った太陽光がふんわりと差し込み、数センチほど窓を開ければそれだけで仄暗さが一変されるようだった。
「フィンシア様、本日も良い天候ですよ」
穏やかな横顔を見つめながら、侍女はそっと暖かなタオルを少女の首元に宛てがった。ここ一週間ですっかり人気の無くなった屋敷での侍女の仕事は、専ら眠る少女の介護となっていた。清潔なタオルで少女の身体を清め、寝衣を替え、櫛で少女の細い髪を梳かす。ピクリとも動かない少女は、呼吸さえしていなければまるで人形のようであった。

血迷ったなろ/うしょうせつラス/為ゆめ。前世記憶もち令嬢が水面下でぷら様の手助けするべくりっぱな悪女になるぞのはなし。奴隷制度廃止?いいえ、いっそうのこと売人まるごと牛耳りますわ。聖/騎士推し
2023/09/14

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たとえば君が神さまだったとして
ないものねだりの罪
お地蔵さまの睡る街
くそったれに恋情
埃を叩く真似はよして
わたしイコール置き去りの傘
雨粒、ぽろぽろ
あの星いらない、この先ちょうだい
数百年後の種明かし
つまるところ笑ってください
2023/09/14

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