〈さよなら、欺瞞。〉
視界が眩しかった。
私は、「灯りを消したい」と言った。
彼氏なる男は“明るい方が興奮する”と嫌がった。
「服は脱ぎたくない」と拒んだ。
「どうして?」男
「脱ぎたくないから」
「恥ずかしいんだろ?」
「おかしいの?」
「可笑しいよ。普通の人は平気で脱ぐのに」
私は普通じゃないっていうの?
私が自信を持てないのは、あなたが私の身体を褒めたことがないからだって、知っているくせに。
「絶対にいや」
肌色が増えることや、豊胸の揺れを見たかった男には面白くなかった。
「ねえ、なら顔だけでも見せてよ」
これ以上断れば、ここには来ない。
そんな眼で私の選択を仰ぐ。
赤らむ頬を見て高揚する男。
向き合った胴体。私は上下する。
体位を無断でしきりに変えるのは、「見ない代わり」とでも言いたいのか。
こうした彼の甘えを一つ受け入れる度に、自分に呆れてしまった。
なのに、私の生き甲斐は、今見ている者を愛してしまうこと。
「・・・・はぁっ、はぁ。」
彼は私のことを愛しているのよ。
けれど愛の動作とは一体なに?
ふと、我に帰るときにどこか背反していることに気づくの。
包んでいるようで、苦しめられているみたいに。
私は罪深い。
それは愛のベクトルを誤ったからか。
それとも彼の眼に宿るのは欲ではなく愛であると自分に囁いているからか。
「・・・はぁっ、うぅ、。」
・・・・・ーーー。
時は流れた。
「じゃあな」
ここから何事もなく去る彼の背中を見ていた。
いつものように手を振った。
私は、この時。
罪深い瞬間とは今のことを指すのだと思った。
「うん、気を付けて」
部屋が広くなった。
先程とこの無音のギャップとで、虚しさに胸を押しつぶされそうだった。
私は不純な刺激に対する持久力なんて持ち合わせていない。
私は、本当に彼を愛しているの?
いつからか、日常の煩いを忘れて過ごすため・・・。
こうした接触を求めてしまってはいなかったろうか。
日を重ねるごとに彼のおねだりは増える。
2人が1つの行いをする時。
この部屋の空間のように、共有している私情のスペースというのがある。
それは狭く、小さく、限りある。
自己主張が減れば妥協点が増える。
彼の自己主張が増えても、妥協点が増える。
主張と妥協の割合に、不満が生まれる。
最近、彼は自分の家に誘う。
ディナーの為ではない。
セックス1つの為にここに通わなくなったのだ。
そして、背反がくっきりと輪郭を表す。
不毛な日々の中。
私は暫く1人でいることに決めた。
着信音が耳障りで、マナーモードにした。
ブーーーーー、
ブーーーーー、
代わりにバイブ・レーションし始める。
鬱陶しい振動だな。
ブーーーーー、
ブーーーーー。
ようやく止まった。
時刻はこの時、夜の8時を過ぎていた。
久しぶりに、優雅な時間を過ごせる。
私は冷蔵庫から食材を取り出した。
彼の為にと買ったものが沢山ある。
料理自体、彼の為にと勉強しだしたんだけど。
静寂に響く咀嚼音。
二階アパートの薄い壁の向こうから、テレビの音が聞こえる。
テレビをつけてもいい。
観る気力のないまま、ただ騒音が気晴らしになりそうだ。
パチッ。
ーーーー“さぁ、今夜のロードショーは・・・”
映画を放映するらしいけど、邦画とは相性が合わない。
冒頭の退屈そうなホオズキを横目に、立ち上がった私はシャワーを浴びて、歯を磨き。
髪も乾かさずタオルをぶら下げていた。
徒然と黒い枠の中を眺めていた。
何かが消えている。
この部屋がホオズキのように思えてくる。
けれど空なのは部屋ではなく、私だと気付く。
ホオズキのように、空っぽの躰だ。
自分の望むものでは決して満たされることがなく。
脱いでしまうと何もないようなところも、ホオズキは似ていた。
その折。
ーーーーーーピンポン。
呼び鈴が鳴る。
一体誰だろう、覗き穴を見ると真っ暗だ。
「誰?もしかして、ーーーなの?」
《・・・・・・・・・》
「悪ふざけのつもりなのかな・・・」
私は鍵を開けて、ドアを開こうとした。
その前に、勝手に開いた。
「きゃあ・・・・!!」
その拍子に体も引っ張られ、今度は押された。
ドタ、バタ。
押し迫られ、玄関に倒れる。
見えた顔は・・・知らない男だ・・・。
パチッ。
突然、部屋が闇となった。
私は何も見えなくなり、小さく喘いでいた。
腰が抜けて、そこから少しも動けなかった。
ガチン。
鍵をかける音が聞こえた。
「だれ・・・ですか・・・」
「おねがい、ここから出て行って・・・
フワリ。
体が宙に浮く。
ヒザ裏と腰に、手の平に似た皮膚の感触を覚えた。
私は地上に打ち上げられた魚のようだった。
テレビの照明が、男の顔を仄かに映した。
耳元の青いピアス、妙に美しい顔立ち、黒い髪・・・一瞬のこと。
どさり。ベッドの上に置くと、男は言った。
「怖がらないで」
「だれか・・・・!
口元に手の平をあてがわれる。
「んん・・・・!」
ーーーー“マナーモードに”
男は、溶け消えるような声を耳元で囁く。
口元から手の平が離れて、私はまた魚のように、あるいはエアーポンプのように空気を求めた。
ーーーーオレの名はクロロ、ルシルフル。
ーーーー26歳。
ーーーー趣味は読書
・・・と謎の男。
私は怪訝に思った。
「どうだ、少しは安堵したか?」クロロ
「どうする気なの・・・?」
「そうだな・・・」
クロロは馬乗りになると、唇を落とし、にゅるりと舌を忍ばせた。
それは、もう一つの舌に出くわすと、持ち上げたり回したり、突いたりとした。
時折、前歯うらの周辺を撫でると、くすぐったい。
このままでは、侵されてゆく・・・。
私は両腕で、目一杯に押し上げた。
しかし、手首が曲がり、折れそうになる。
すぅっと液糸が伸び上がりぷつりと切れた。
口周りが、ヨダレまみれになっている。
「初めてだろう?こんなキスは」クロロ
「・・・あなたは・・・誰なの、私を知っているの・・・?」
テレビの声が2人の間を通り抜ける。
“・・・・・昔から知っている。”
クロロは切ない表情をしているように見えた。
わたしは、息を呑んだ。
一体、これはなんだろう。
まるで、夢の中に迷い込んでしまったような、それでいて写実に人間の温もりや感触を覚えはじめる。
ときおりドンドン、と響く隣の足音。
遠くのように聞こえるコマーシャル。
私は口呼吸をし、男は落ち着き払っている。
・・・無動作の状態が続く。
やがて額に口付けして、男らしい手の平が頬を宥めすかす。
私は奇しくも気分が少しずつ変わっていった。
「また来るよ」
身体の負荷が消え、自由が戻った。
ガチャン、と扉が閉じる音。
脳内が冷えてゆく。
クロロ、ルシルフル・・・
思い返しているうちに、視界が徐々にフェードアウトしてゆくーーーー。
目が覚める。
時計を見ると、10時。
テレビがつけっぱなしになっている。
倦怠する私はリモコンをとって、消した。
昨日は、なんとも生々しい夢を見た。
杳としていた室内の中の、光景は幻想や夢であったにちがいない。
・・・・流石にそう思い込むのは無茶苦茶なのだろうか。
唇の感触がまだ思い出せる。
それらが消えていく前に・・・。
幸い今日は休日だ。
脳内に乱れる記憶の断片を、整理整頓しよう。
クロロ・・・。
クロロ・ルシルフルという名の男。
26歳、趣味は読書。
顔立ちはいかにも整然としており、耳元には青くまあるいピアスを飾けていた。
あと、特徴として残ったのは、・・・そう。額の十字。
どれもが見慣れぬ造形であったがために、幻想と錯覚させてしまうのは無理ない。
そしてそんな見ず知らずの人間と、私は・・・。
その折。
ブーーー、ブーーー、ブーーー、ブーーー、
バイブレーション。
中央の机に置いてあったスマートフォンが、無作為に泳ぐ。
“ーーー(彼氏)”
「はい」
“ああ、やっとでた。昨日どうしたんだよ?”
「疲れて寝落ちしてたの」
“今日の夜は何してるの?”
「特に何も・・・」
“おっ、じゃあ夜行くわ”
「えっ」
・・・・・切れている。
それから、何だかんだとしている内に外は暗くなった。
時刻は7時。
来るとは言っても、自分の都合の時間にしか訪れないのはいつものこと。
先に買い物でも済ませよう・・・。
私は着替え、バッグとスマートフォンを持って外出した。
近隣のスーパーで食材を買って、そして再び家に戻った。
外はすっかり暗くなっていた。
ガチャ。
・・・・あ、しまった。
自分ときたら、カギを閉めずに買い出しに行っていたのか。
まあ、家の中に盗むものなど何もないが・・・、とドアを開けると洞穴を覗き込んでしまったかのような暗さ。
電気が消えてしまっている・・・。
私は靴を脱いで、袋を床に置いた。そして電気のスイッチを手探り・・・すると、腕を掴まれた。
同時に、暗闇の中、あの事を思い出して背筋が反れた身体。
それを抱き寄せた、面積のある身体。
「あなた・・・なの・・・」
カチン。鍵が閉まったようだ。
「おかえり」
男がそう言った時、私は狂喜を覚えた。
闇の中に取り込まれてしまったのだ。
私はこの不条理を抱擁した。
宙に浮いて、ベッドの上に置かれる。
昨日より真っ暗なのは、テレビをつけていないから。
昨日より音がないのは、テレビをつけていないから。
心の騒音が、破裂の頂に向かってよく聞こえる。
私は彼の、どこかに触れてみたい、と不埒なことを考えた。
実際、そんな事をしてしまえば、犯罪者を許しているみたいだ。
こうして一頻り雑念を巡った。
闇中の男は、黙然としていた。
それが恐怖させた。
「いるの?ねえ・・・」
思わず訊いた。
「くく お前を置いていったりはしないよ」
「怖い・・・」
「何が?」
「闇が」
ここでは、どんなに摩訶不思議なことも不埒めいた卦体(けた)くそなことも、起り得る要素がある。
その要素とは当然、クロロという男が存在していることにあった。
なのにも関わらず。
私はクロロに触れるために、闇空間を手探りした。
すると、向こうから手を差し伸べてみせた。
これほど、安寧と感じる身体であっていいのか。
この温もりも。
この闇の中も・・・。
身も心も何もかもが満たされる。
穢れのない透明な白血球までも、
黒くまがまがと染められていく。
なのに比類なく、幸福なの。
クロロは透明な不純を感じさせる。
そんな“ほこたて”は探せば十指に余るほど。
「お前を愛したい」クロロ
「どうして?」
「退屈な教師に訊くのか?」
愚問だな、そう付け足した。
私はその言葉に奇しくも惹かれてしまった。
こんなことは、誤謬だらけだというのに。
誤謬だと思わせない。
彼はキテレツだ。
私が手で探れば、その手を掴み導く。
暗闇の中。まるでずっと視線をあてがわれている、そんな風に思わせる。
私は彼というキテレツの全てに魅了されそうだった。
常人ではないのね、きっと。
ならば私は一体何を克服しようとしているのだろう。
恐怖、コンプレックス、猜疑心・・・闇の中で拭われていく。
目の前に人はいない。
そうだ、私は今、闇に抱かれているのだ。
「・・・はぁ、は・・・・」
ドン、ドン。
壁の向こうの音に、びく、と反応する。
クロロは、胸元で指を踊らせる。
綿越し、下着越しで、クロロは私を抱きすかす。
どこか常軌を逸している。
八方ふさがりのままの四股。
私は既に身を委ねている。
決して従える欲を見せない彼に。
強引な行為とは程遠い、その指使いに。
「・・・・はぁ、・・・」
ピタリ
「・・・・・?」
「お前のあまりの美しさに躊躇してしまうな」
「・・・ね、あなたは誰なの」
「闇さ」
「本当の事を言って、昔から私を知っているってどういうこと?」
「本当のことを言うと、オレは・・・」
闇でしか生きられないモノ。
コウモリのように。
ドラキュラのように。
岩窟の聖母のように。
暗がりに溶け込んで生存していた。
人が明るみにいれば、明るみから忍ように影を踏む。
お前に姿を見られたならば、オレはここから消えるだけのこと。
知りたいなら、オレを太陽で灼いたらいい。
クロロは言った。
悲しい演奏家のように。
いやよ、どうか。「消えないで」
私は思わず、言ってはいけないことを口走ってしまった。
すぐに後悔すると思ったが、奇異なことに彼がいなくなってしまう事ばかりを畏れた。
「消えないよ、お前が必要とする限り」
額が合わさった。
脳内が会話する。
シンクロを開始したように。
“ねぇ。闇の中の王子様。”
“なんだい、闇のお姫様。”
“私達は、きっと寂しいのね。”
“そうだとも、寂しさを拭いたいんだ。”
「服を脱ごうか」
「・・・・」
「どうした?」
「服を脱いだら死んじゃう」
「・・・それは大変だな」
「・・・・」
「無理するな。それで良いんだ」
「・・・・ねぇ、見える?」グーパーグーパー。
「見えるよ。オレは闇に生きているから」
「じゃあ、明かりをつけたら、見えない?」
「ああ、何も」
私は迷った。
明かりをつけたら、彼は消えてしまうからだ。
けれど、だからこそ。
明かりをつければ丸裸になれそうな気がした。
その時。
ピーーンポーーーン。
ピーーンポーーーン。
ピーーンポーーーン。
けたたましい、呼び鈴。
間違えなく、彼だった。
“おい、早く開けろよ、ったく電気もついてない。もしかしてバックれたか?”
ブーーーーーー、
ブーーーーーー、
ブーーーーーー、
今度はスマートフォンが震え出す。
闇は私の身体を抑圧し、絶対に行かせないよう阻んだが。
「本当にあいつといて幸せか?そう思うなら、オレは止めない。行くといい」
四股に自由が戻るも、私は動けなかった。
ブーーーー、ブーーーーー。(震え音)
軽薄な有志で羽根つきをしていたような感覚が続いた。
私は自問自答し、闇をキョロキョロと見渡した。
「何も見えない・・・」
「見えることが全てじゃないだろう。
ひとは視界にあれば知ったように錯覚するが、それは違う。
本当のモノの真価など、一目で理解できるものじゃない。
ひとが何かを見ようとするその本能は、自分自身に徳があるからだ。視覚を通して、甘えたがった為の欲求なんだ」
お前はもう、裸になんかならなくていい。
と、優しい抱擁。
ブーーーーー、ブーーーーー。(震え音)
このまま、闇の中に溶解されても構わない。
私は、クロロが好きだ・・・。
クロロといたい。
バイブレーションが遠ざかる。
私は闇に溺れていった。
散々振り回された。
チェーンに繋がれたハンドバッグのように。
ーーーワガママを訊くことは愛だろうか。
骨の髄まで吸われ、灰になってしまう恐怖だけを与えられ。
そんな虚無感の中で喘いでいることこそ、視界をうばう闇なのではないか。
「クロロ、ルシルフルさん」
呼びかけると闇がどこかから問う。
「なんだか、不完全燃焼だな」
「終わらせない」
「お前は、どうしたいんだ?」
モノクロのジレンマにさよなら したい。
そうか、ならば根こそぎ浚ってやる・・・・。
柔和を感じる唇がシグナルとなった。
・・・もう羽根つきはやめたよ。
これから、彼との有志にいそしもう。
彼の言うように、私は輪郭ばかりに囚われていたらしい。
闇の中でも、確かにキャッチボールは可能だった。
視界にはなくても、彼が目の前に存在しているということを、声と、感触、そして無機質な香りで感じる。
ーーークチュ。
ーーーぁっ!
ギィギィ・・・・。
水の音、静かな息、軋み、喘ぎ、卑猥な不協和音のカルテット。
したたかな腕に腰を抱かれ、むくりと座位を執り。
私は落ちてしまわないように、維持するように“彼”にすがりつく。
そんな激しい中でのフレンチ・キス。
額に、頬に、首に、口に。
「初めてだろう?こんなキスは」
クロロは言った。
時折、えぐりこむような刺激と羞恥心に、全身の筋肉を歪める。
麻薬は知らないけれど、これは麻薬のような依存性がある。
視界は闇。だが、脳内に白い風が吹く。私は半狂乱に喘ぐ。
「愛してる」
闇は微笑んでいる。
あなたはだれ?
この日常の中で唐突に訪れた、天変地異のような出来事。
天から地に落ちたのではなく、私は地から天に舞い上がる。
闇の目に映る私はどんな姿なの?
はしたなく、だらしない姿なの?
羞恥を曝けだし、それを目の当たりにしているだろうクロロの表情はまともに分からない。
闇は彼の味方をしていたけれど、
彼がどう思っているかはこの行為の中に秘められている。
その事実でもうどうだってよくなってしまう。
私という煤にウイスキー垂らすあなたは、煤が足掻く姿を見ていた。
ここは燃えた後。消しずんだ世界。
いっそ全てを剥離し、遠く彼方に投げやってしまおう。
丸裸になった私達は闇に抱擁されながら・・・・、やがて最高潮に達し、意識をもまとめて遠くに投げやった。
ーーーーーチュン、チュン、
「・・・・・ん・・・」
目が覚めると、私はベッドの上に仰向けだった。
一夜を思い浮かべようとも、彼の姿形、周囲の情景すら私の記憶にはない。
だけど、確かに堕ちてゆく前の余韻と、
“また来る”
という言葉を耳は拾った。
またいつか会える。
不規則に訪れては消えてしまうかもしれないけれど。
ブーーーーー、
ブーーーーー、
ブーーーーー、
机の上で、携帯画面が照明し、私は手に取った。
憤りのように感じる着信に、嘆息する。
ブーーーーー、
ブーーーーー、
ブーー。(ピタッ)
しつこいバイブ・レーションだ。
さよなら、ーーー。
私は、要らないものを取り外した。
今日も、明日も、明後日も。
このワンルームの部屋は闇だ。
私はその中で、闇に抱かれるのを待ちわび、高揚している。
・・・ほら、やってきた。
「心の服まで、燃やしてしまったようだな」
「そうね。恥ずかしい。だけど生きてる」
「オレの為に無理してないか?」
「ぜんぜん、鬱陶しくて、暑くなるってだけ」
「そうか、ならいい」
まるで植物の気持ちを教えられるように、私は優しく抱擁されたーーー・・・。
【さよなら、欺瞞。完】
ーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
閲読、お疲れ様でした。
ありがとう、欺瞞。
さよなら、自己欺瞞。
「偽満」という熟語もいいな、と思ったのですが一般的に認知されている方をタイトルに使いました。
私視点で事が進んでいくので、アングルも世界も動きも制限されてしまいました。
クロロからは「自分を大切にしてね」そんなメッセージを込められています。
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