Blog 日常と創作


▼2016/06/19『被り基準』

この前せっかく版権の話をしたので、引き続き版権関連のお話をしましょうかね。一次創作とは切っても切れない関係をもつ、著作権とか盗作とかに関するアレです。率直に言ってしまえばいわゆる「パクリ」について言及します。
ブラックな話題なので、続きに収納してあります。

版権作品は素晴らしいものにあふれていますが、私は個人的に知れば知るほど(これは自キャラと被っている……!)(この設定ちょっと似ている……!)と被りを意識してしまって勝手ながらツラくなるときがありました。
しかしそれは、異世界ファンタジーではままあること。むしろ被らない要素ゼロはありえない、ということを最近学んだのであんまり気にせずやりたいようにやるかという感じです。
根拠があります。私は今まで見てきたファンタジー作品ほぼすべてに(多少似ている……)と感じてきたからです。私が思うんですから、他の人が見たらもっと思うものでしょう。表面や形式だけ見れば全部似通っているんです、普通。

結果論、版権同士でも明らかに似ている作品がごまんとあるなかで、創作者の作品に向かって「〇〇版権に似ている!パクリ!」と名指しで言うやつは「私は見てきた世界も自分の視野も狭くて他にはなんにも知らない愚か者です!」とカミングアウトしていらっしゃるようなものなので、バカ発見器だなぁと思っています。
何もやましい事がないのにどうしてそんなことを気にするのか?というと、もう、そういうことに巻き込まれた身近な人たちを見てきたから……に尽きます。一度や二度ではありませんので、やっぱり考えてしまいます。

本当にパクりな場合、絵ならば重ねれば線が面白いくらい合致しますし、小説でも全体の文章と細かい単語や接続語、展開すらも完全一致しますし、漫画あたりでやられるとページ構図に一瞬で既視感です。実に分かりやすいでしょう。そういう場合が盗作です。はい。


そして、こういう話題をするとどうしても萎縮してしまう創作者の方々もいらっしゃいます。何かを作れば誰だって念頭に置いてしまうことですから、無理もないです。その上で、自作を確かなオリジナルにする方法が、たったひとつあると私は思っています。
「自分が心から好きな対象で作品を創る」ことです。
「心から嫌いな対象」「今膨らんでいる感情」とかでも構わないから、それらを思いっきり作品にぶつければいいんです。昇華っていうんですかね。たぶん、アマチュアが個性を表現する最大の方法です。
例え人物の姿かたちが似ていようが、言動の一つや二つ似通っていようが、丹念に込められたその意志は誰にも真似が出来ません。当人にしか生み出せないものです。
きっとそれは、見てくれた人に形を変えて汲み取られます。そのとき作品は唯一無二の存在に生まれ変われるものだと、たまーにフンワリと考えたりします。

私はというと、そこまでは出来ていないくらいの立ち位置です。もっと自分に正直になって、頑張りたいものです。敬具。


考察語り記(2016/06/19 17:06)


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