※男主攻め
※名前変換は外人名で共通
※一応R15
森の中。
人気もなくポケモンも少ないその場所で、木に寄りかかって座るキア。膝には、ぐっすりと寝息を立てている我がマスターであるイオ。
疲れてしまったから休もうと云いだしたイオは、すぐにキアの膝枕で昼寝を始めたのだった。
慣れたことではあるが、いくら手持ちに♂しかいないからといって、♂である自分に膝枕をしてもらうのは如何なものか。溜息を吐くも、無防備な寝顔を見るとどうも憎めなくてつい笑みが浮かんでしまう。
「ん…」
柔らかい黒髪をそっと撫でていると、イオが一瞬眉を寄せた後にうっすらと目を開く。
眠気眼のイオは見下ろすキアと目が合うとへらりと笑った。
「へへ…寝起きでキア拝めるとか幸せー…」
「膝枕してたらそりゃそうなるよ」
長時間正座していた為キアもそろそろ足が限界だ。足が痺れそうなのである。
そのことを伝え早く退いてもらうようイオに云うが、イオは眠気が覚めたのかニヤリと笑って云いのけた。
「キスしてくれたら退いてやる」
特に反応は返さずに、膝に頭をのせたままのイオに構わず無理に立ち上がった。
おかげでイオの頭は地面に落ち、「いでっ」と声を漏らし痛む後頭部を抑えている。
「なんか…キアさあ、最初会った頃より俺への態度悪くなってねえ?」
「うん、イオがそんな軽い男と思わなかったからね」
別にイオが数人の人と付き合っているというわけではないのだが
イオはスキンシップが激しいというか…その気があるわけでもないのに、期待させるようなことをするのだ。
イオの行動は本気なのか冗談なのか非常に分かりづらい。
「……なんだよ、じゃあ俺以外のマスターがよかったわけ?かっわいー女の子のとこにでも行きたい?」
拗ねたような声に振り向けば、寝転がった状態のまま少しだけ唇を尖らせていた。
そんな姿を見て、いつも通りの余裕の笑みを浮かべて聞き返す。
「行って良いの?」
「…………、…やだ」
口では到底敵わないイオ。相変わらず拗ねた様子で年のわりに子供みたいな返し方をするので、キアは小さく笑った。
彼の行動は非常に分かりづらいのだが、それでも自分を必要としてくれる確かな言葉には、心から嬉しく思ってしまうわけだ。
いつもいつも憎めないなと思いながら、イオに背を向けたまま本でも読もうかと彼のバッグを漁る。
自分では持っていることが出来ないので、読みたい本はなるべく小さいものを選びイオのバッグに入れさせてもらっているのだ。
「……ひゃっ!?」
ふと、自分の体の一部をそっと撫でた感触に変な声を出してしまった。
勢いよく振り向けば、人型の時に生えたまま残っている自分の黄色の尻尾に手を伸ばしていた、イオが。
目が合うなり、ニヤリと笑われ
「へー、ニャースとかの尻尾の付け根は性感帯だって聞いたことあったけど、もしかしてポケモンみんなそうなの?ピカチュウも感じるもんなの?」
「な…」
「キアの弱点はっけーん♪」
嬉しそうな声でそう云って、再び尻尾を撫でられる。
あまり体験したことのない快感に、不意打ちをつかれたキアは声を漏らしてしまった。
「っ…ん、イオ…ッやめ」
「やだね。キアも気持ちいんだろ?」
付け根を中心的に撫でられ抵抗する力も無くなってしまう。
地面に手をついてイオからの刺激に耐えていると、背中にイオが密着してきて、耳に唇を寄せてきた。
「人間は耳でも感じるけど、キアはどーなの?」
いつもより少し低い声で囁かれ、その声にドキッとしたのも束の間、耳を舐められた。
初めての感覚に、声も出ずに固まってしまう。
抵抗しないキアをいいことに、イオは尻尾を撫でたまま耳を舐めたり甘噛みしたりとやりたい放題。
「ぁ、ん……ふっ…やあ…!」
「ッエロ…」
我慢出来ずに声を漏らすキアに、イオはごくりと息を呑む。
いつも余裕たっぷりなキアの弱点を見つけられたことが嬉しくて、ちょっとからかうだけのつもりだったのに。
美少年を自分の手で喘がせていることが…あの大人顔負けのキアを好き勝手にやれていることが、楽しくなってきた。
そして、何より
『行って良いの?』
「…俺さ、キアのこと好きだから手放す気無えよ」
好きな人にこうして触れられることが嬉しい。
キアの白いうなじに吸いつき、赤い痕を残す。
そのチクリとした痛みにキアは小さく反応した後、後ろにいるイオへ振り向く。
「だからそういう……」
期待させるようなこと云わないで
そう云おうと思ったのに、突如唇を塞がれて口を開くことは出来なかった。
目の前にある、目を瞑るイオの顔。唇に感じる柔らかい感触に、キアは驚き目を開いたまま固まってしまう。
触れるだけのそれは、わりと早くに終わり、ゆっくりと唇は離れる。
「キアは?」
間近にある、真剣で、先程の子供みたいな姿を疑いたくなるような表情。少し低い声。
ギャップがあるなんて、ずるい。
色っぽい、自分の知らないマスターを目の前に、キアも求められている答えが分かっているものの、それを云うのは恥ずかしくて顔が赤くなっていく。
その顔を隠すように前へ顔を向けると、イオは肩に顎をのせてキアの腹へ手をまわしてきた。
キアと違い程良く焼けた肌色の手は、服の下へと伸びて素肌に触れた後、迷彩のズボンへと降りて行く。触れなくても分かる程主張していたキアのモノを、ズボンの上から触れて囁く。
「俺も、感じてるキア見て勃っちゃった」
云って、腰に感じる硬いモノ。
感じていたとバレたこと・腰に押し当てられているそれ・イオの言葉
色んなもので一気に羞恥心が襲い、キアはボンッと顔を赤くした後、咄嗟に原型へと姿を変えた。
自分の足の上に着地した、小さな黄色い姿に、一瞬何がしたいのか理解出来ず目をぱちくりさせていたイオ。
しかし、赤い頬に迸る電気を見てハッとした。
「チュ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
余裕を忘れたキアは手加減も出来ず
マスターであるイオに10万ボルトを放っていた。
君に夢チュウ!
(ごめ…イオ…生きてる…?)(……そんなに拒絶しなくても…)(拒絶っていうか…だってイオが…ッ)
楽しかったです(キリッ
BL夢とか大好物ですすいませんww
特殊すぎる故に友情でしか書いたことがなかったのですが、リクが来てくれてまさに「ktkr!!!(゚Д゚)」状態でした。
攻め主苦手なのですが、キアはもう以前から「こいつ誘い受けっぽそうだな」とか馬鹿なこと考えてたので抵抗もなく…←
あまり生々しい文章にならずエロさがイマイチかもしれませんが…精一杯書きました。
キアは受けに回ると若干ツンデレになるようです。あと相変わらずタイトルが酷いですorz
二ノ宮さん、未知の領域だったのですが、どうでしょう…!?(どきどき)
素敵なリクありがとうございました!(^o^)