「女子に手出すなんて男じゃねぇってばよ」
んな事云ってたのはどこのどいつだっけ?
とうとうあたし女として見られなくなったって事?まぁ別に良いんだけど、諦めてるし…。
暫くナルトにパシリをさせる(勿論ナルトが賭けに負けて)生活が続いていたら、我慢の限界だったのかナルトが喧嘩で決着つけようと云いだした。
…決着って何の?よく分かんないけど引き受けないと逃げたとか云われそうだから受けてたった。
「んでもやっぱお前は女だからハンデをやるってばよ」
「あーいらないいらない。それを負けた理由にされたくないし」
「んなァ!?」
あたしの言葉にナルトはムカついたんだか、頬を引きつらせながら米神に皺を寄せた。
裏庭にいるあたしらなんだけど、何故かシカマル達が観戦しに来た。何なんだ君たち。
「お前…本当ムカツクってばよ!!」
「ごめんねー」
本当ナルトをからかうのは面白い。
ニッコリ笑って謝ってみたら更にナルトは怒った。あー面白。
そのままナルトはハンデ無しで突っ込んできた。
結構本気で殴りかかるけどあたしとしてはスピードも無いんで簡単に避ける。
それからまたナルトが仕掛けるけどまた避ける。予想以上に大した事無い。
「ほらどうしたー掠りもしないけど?」
「っっ絶対ェー!殴る!!」
ムキになったナルトに笑いながら、あたしは特別パンチも蹴りもせず避け続けた。
鹿「……遊ばれてんな」
猪「大将倒したあのナルトが敵いもしないじゃない」
牙「アイツ裏じゃかなり喧嘩強いって有名なんだぜ」
桜「裏って何よ…」
蝶「止めなくていいの?」
鹿「いんだよ。あれがアイツらのコミュニケーションなんだから」
猪「ほんっと馬鹿ねあの二人」
桜「でも…なんだかんだで仲良いわよね、あの二人」
汗、涙、愛、そして殴り合い
(そして勝ったのはあたし)(お前本当ムカツク!!)(修業が足らないなあ)(うがああああ!!)