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因陀羅天と

僕がソドマスのアザミさんの家族になってから、
早くも一週間が経過した。

それにしても時の流れは早いもので気がつくとあの
孤児院だった場所は帝国側に摘発され、
最高責任者が逮捕、そして処刑されたようで、
今は何もない場所になったそうだ。

そんなある日、
僕はソドマスのアザミさんと因陀羅天と
アラドでも名前をしれた場所にある
とされるとある海に出かける事になったんだ。
そういえば今日は暑かったし、
海も悪くは…ないかな。

=海岸=

海に着くと僕は予め服の下に着用していた
水着に着替えて因陀羅天の手をつなぎ、
砂浜へと向かった。

因陀羅天の腕は暖かかった。
だけど腕を握ると少しばかりかビリビリする。
なんというか軽い静電気?みたいな感じ。
僕はそのビリビリと格闘しつつ、
因陀羅天の腕を離さなかった。

しばらくすると因陀羅天の腕に
傷跡があるのを僕は見てしまった。

「因陀羅天?この傷は…」

僕はその傷の大きさにビビってしまった。
すると因陀羅天は

「この傷は孤児院で実験体だった時に
付けられた手術跡なんだ。」

と暗い声でぼそっと喋った。
そういえば因陀羅天は何歳なんだろうか
今は孤児院の事件で怪我しているので
目を包帯で隠している為、
わからない外見をしている。
もしかすると外見よりももっと若い…
例えばG.S.Dという阿修羅のお爺さん
が外見はお爺さんなのに年齢は45歳という
ケースもあるのだろうか?

僕は因陀羅天の事を考えながら、
因陀羅天と一緒に浅瀬に足を突っ込んだ。
するとソードマスターのアザミさんが、
何かを見つけたらしく僕にそれを見せてきた。

「これは…ガラス?にしても余り尖ったかんじがしないね」

「これはシーグラスよ。いっぱい見つけたから家にもってかない?」

と二人。それを見ていた因陀羅天は

「海の匂いがする…」

と呟いた。

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〜あらど劇場〜