鬼灯の冷徹→鬼灯。
モーニングにて連載中。

【概要】
舞台は日本の地獄で、そこの住人たちを中心に話が進められているが、それ以外にも神話やおとぎ話、階段などの登場人物が出演している。また日本だけではなく、海外の悪魔なども登場する。

【あらすじ】
舞台は地獄。そこでは戦後の人口爆発や悪霊たちの狂暴化により、亡者はあふれかえり、獄卒たちは人材不足に悩まされ、あの世は前代未聞の混乱を極めていた。
そんな中、どこか頼りない閻魔大王に変わって地獄前272部署を治めているのは以前閻魔大王に抜擢され、閻魔大王第一補佐官の座にまで上った有能な鬼神の鬼灯であった。
鬼灯の幼馴染のお香や女癖の悪い中国の神獣、白澤(ハクタク)や、新人獄卒の唐瓜、茄子など個性豊かなメンバーと共にドSな鬼灯の日常を描いたもの。
人にとっての地獄、それは鬼にとっての日常であった。

【登場人物】
・鬼灯
本作の主人公。閻魔大王第一補佐官を務める鬼神。非常に有能な補佐官で、鬼の中ではトップの位置にいる人物。
三白眼で額に一本の角が生えている。誰に対してもドSで、上司の閻魔大王にも叱咤をする。
天国の白澤とは不仲で、彼に対しては敵対心を剥き出しにする。ジブリマニアで動物好き。
もとは人間。

・閻魔大王
日本の地獄の王。十王の中で最も大きく書かれている通りの巨漢である。
伍七日に裁く裁判且つ地獄の最高責任者。もとは人間で人類(日本人)最初の死者であるとされている。鬼灯の名づけ親。
裁判の仕事中以外は全くと言ってもいいほど胃炎のない呑気な人物。

・白澤
桃源郷に住む中国の神獣。漢方の権威。天界で漢方薬局「うさぎ漢方 極楽満月」を経営している。
鬼灯と顔付きや性根が似ている。鬼灯からは執拗に嫌がらせを受けている。ことあるごとに鬼灯と衝突して大喧嘩している。
普段はにこやかで、寛大で気が優しい為人に好かれているが、極度の女好きかつ浮気性である。