主人公

名前:白野 陽(シラノ ヒナタ)
性別:女
年齢:16歳
身長:165p
体重:50s
学科:普通科
性格:マイペース
覚醒具:竹筆、三種の神器
備考:白野威(アマテラス大神)の生まれ変わり。動物の言葉が分かり、動物に好かれる。獣基達も彼女だけには逆らえない。

昔話
昔々…それはとても昔の話。
神木村と呼ばれる村では十五夜の満月になると村人の一人を近くの洞窟に住むヤマタノオロチに捧げなければなかった。村には一匹の白い狼がおり、村人からは白野威(シラヌイ)と呼ばれていた。狼は十五夜の満月が近づくと毎夜村を徘徊していた。その行動から村人たちからはヤマタノオロチの手下、不吉の象徴として忌み嫌われていた。
そんなある日の十五夜の満月、村一番の美女で、酒蔵の娘であるイザナミが次の贄として選ばれてしまった。イザナミを取り戻すべく、勇者イザナギはヤマタノオロチが住む洞窟に乗り込んだ。
そしてイザナギはそこで信じられない物を見ることになる。
そこにはヤマタノオロチと果敢に戦う白野威の姿があったのだ。しかも信じられないことに、オロチの牙が白野威に向かえば大地から木が生え行く手を遮り、オロチが火を吐けば突如吹き荒れる風によって火は消し去る。
だが強大な力を持つヤマタノオロチに白野威もだんだんと押されていた。
イザナギはそんな白野威に加勢するようにオロチの前に舞い降り、そしてツクヨミと呼ばれる刀と白野威と共にオロチを打ち破らん。
しかしかのオロチとの激戦を終えた白野威は既に息絶える寸前だった。イザナギはイザナミと共に白野威を村に連れて帰り事の顛末を話す。
村長は白野威に感謝の言葉を伝えると白野威は小さな声で「わん」と鳴き命を引き取った。
白野威の遺体は村の御神木の根元に大切に埋められ、白野威を忘れることのないよう白野威の像を立てたのだった。

その100年後またもやこの国を襲った脅威に白野威の生まれ変わりであるアマテラス大神が挑んだのだった。