「えっと、僕が?」
「…はい」
「え、本当に僕が?」
「……はい」
「えっ、えっ、本当にぼ「もう煩いよロマニ、してたのかしてないのかどっちなのさ」
次の日の朝。
昨日の今日でダヴィンチちゃんに言いくるめられて、というと人聞きが悪い気がするが、とりあえずダヴィンチちゃんが聞こうということでドクターを捕まえて問いただし中。
「まって、僕がそんなこと出来ると思ってるのかい!?」
「いいや、全く」
キッパリと言い放たれるドクター。
項垂れた後、はあ、と少しため息を付いてはダヴィンチちゃんを見る。
「分かってたならどうして名前ちゃんにちゃんと説明してくれないんだよう……」
「え?だって……ねぇ?」
ちらっと私を見ては密かにウインクをして、ほら、違っただろうと言わんばかりの表情。
私を見ていたことに気付いたドクターが二人の顔を交互に見て頭にクエスチョンマークを浮かべているように見える。
「……ご、ごめんなさい!!」
あまりの恥ずかしさにダヴィンチちゃんにもドクターにも返事も何も出来ずに、とりあえず二人から離れようとその場を即座に後にした。
「へ?どうして名前ちゃ……って待ってぇえ!!」
後ろからなにか聞こえた気がしたけど、そんなの今の私には気にしていられなかった。というより、気にする余裕すらもなかった。
「ふふっ、本当に名前ちゃんって可愛いね?」
「…レオナルド、何か知ってるね?」
「さあ、何だろうね?私には何もわからないな」