歌姫の秘密の友達
「オトー!どこにいるの?オトってばー!」
遠くから聞こえる俺を呼ぶ声に俺は木の洞からヌルリと体を出して地面に降りて姿を変える。
髪は青と水色。
背丈は175cmくらい。
性別は男。
服装はシンプルに白のワイシャツに黒のズボンでいっかな。そんで仕上げに顔にはプリンのお面を装着。
サクサクと草を踏みしめながら声のする方に歩いていけば廃墟で紅白の髪をした少女がキョロキョロと辺りを見渡していた。
そしてお面越しではあるがバチリと俺と視線が合えば嬉しそうに顔を綻ばせたが思い出したかのようにムスッとした顔をする。
そんな顔をしても怖くないし、むしろ可愛いとしか言えないんですけどねぇ。
「やっと見つけた!!さっきから探してたんだよ!」
いかにも怒ってますと言いたげに腰に手を当てて仁王立ちする少女に俺は眉間を摘むようにし、手を開き、指を揃えて上から下へ軽く下ろしながら頭を下げる。これは手話で言うごめんなさいである。
それに対して少女、ウタはニッと笑っていいよ、と言うと俺の手を取って城へと歩いていく。その間も彼女は指を折りながら今日はこれして、あれもして、あとは……と今日の予定を話していくが、俺はそれに対して頷くしか出来なかった。
どうも、皆さん。
死んで骨だけ……ではないけどいつもと変わらず仕事してゲームしようとしてた一般の男、現ポケモンのメタモンとなったオトです。
お分かりのようにメタモンとなった俺は