「うまいなコレ」
「新開何ひとりで食ってんだよ」
「チュロス」
「大変だ新開…向こうにチキンレッグが」
「何…? それは本当か尽八」
「食わねばならんな」
「ああ」
「福チャン! こいつらに何とか言ってやってくれ」
「む…よく噛んで食えよ」
「了解した」
「任せろ寿一」
「そうじゃねェーーよ! 福チャン!!」
「じゃあ何と言えばいいんだ」
「福チャンは純粋だな! 天然なのか!? くそ…」
「?」
「先輩先輩! 向こうにドナルドが出てきてる! 会ってきまーす!」
「こら真波テメェ! ひとりで行くな! 泉田、真波頼む!」
「はい? 何ですか荒北さん」
「なんでオメェは耳選んでんだよ!」
「どれが似合います?」
「知るか」



「あえ? ああいわ? (あれ? 真波は?)」
「あうえたおふぁ? (はぐれたのか?)」
「テメェら何言ってんのかわかんねェーよ」
「口の中の物を飲み込んでから話せ」
「真波は?」
「泉田に追わせた」
「どこ行ったんだ?」
「ドナルドが居たんだってよォ」
「!?? オレも会う!!! どこだドナルド!」
「てめ東堂待てコラァ! ったく東堂までいなくなったぞ! どうする福チャン」
「なあなあ靖友、ポップコーン並んできていいか?」
「ざっけんなよ新開ィ!」
「えー…だってディズニー来たらポップコーン食べなきゃ損だって真波が…」
「じゃあ真波連れてこい」
「連れてきたらポップコーン並んでいいか!??」
「好きにしろよ」
「行ってくるよ靖友!!」
「なんであいつらあんな元気なのォ」
「……」
「…」
「(じっ)」
「…オレここにいるから、チキン買ってこいよ福チャン」
「! すまない…すぐ戻る…!」
「どーせあいつらすぐこねーから、ゆっくりでいーぜ」



「荒北さん! 真波見失いました!」
「…泉田オメー耳買ってきただけだろ」
「どうです、似合いますかね!?」
「あーハイハイ似合う似合う (なんでリトルグリーンメンなんだよ)」
「いいですよねトイストーリー!」
「ソーダネ」
「そうそう、真波見失いました! 代わりに、デイジーの写真なら撮ってきました!」
「テメー何満喫してんだよ! ふざけんな親指立てんなへし折るぞ」



「すまない荒北、待たせたな」
「チキン美味いか福チャン」
「荒北の分も買ってきた」
「マジかよ金払うわ」
「ところで…だいぶ人が減った気がしますが、新開さんと東堂さんは…」
「東堂は真波とドナルド、新開は真波と東堂回収しに行った」
「あ、あそこに3人ともいますよ」
「あァ!?」
「ほら、あそこ」
「なんであいつら3人でポップコーン並んでんの」
「なんか東堂さんは落ち込んでますね。真波は楽しそうですけど」
「新開すでにポップコーン持ってるじゃねーかよ…おかわりかよ…」
「いえ。ポップコーン何種類か売ってるんで、別の味が食べたくなったんだと思います」
「あの野郎…」



「真波……ドナルドなんかいなかったじゃないか………先輩を…この美形を騙すなんて……お前…」
「いや、ちゃんといましたよ! オレはサインももらっちゃった」
「は!? サイン!??」
「ほら、リュックに」
「なん…だと……サイン… (崩れ落ち)」
「可愛かったなぁ! ついでにドナルドの帽子も買ったんです! 似合います?」
「全然! 全然似合わんな真波!! 貸してみろこのオレに! 絶対オレのほうが似合う! 美形だから!」
「尽八はアレとかいいんじゃないか?」
「ん!?」
「ほらアレ」
「いやだ!!! ウルフを被るなら荒北だろう! オレこそドナルドに相応しい!」
「えー……東堂さんとお揃いかー…」
「なんで不満そうなんだ真波…」


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